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座喜味城

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座喜味城は沖縄県中頭郡読谷村にあったグスク(御城)です。

1416年~1422年にかけて読谷山の按司護佐丸によって築城されたと言われており、城門のアーチには楔石が用いられています。
沖縄戦前には日本軍の砲台、戦後には米軍のレーダー基地が置かれたので、一部の城壁が破壊されましたが、現在では城壁は復元されました。

座喜味城は2000年に首里城跡などとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産にも登録されています。
城跡の高台からは残波岬、慶良間諸島などを眺めることができます。
また、座喜味城では城内で演劇が行われるなど、広く利用されているため、沖縄の人々にとっては馴染み深い場所になっています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708−6

 

座喜味城の城壁に行くまでの道のりは、琉球松がたくさん茂っていて、自然を十分に感じることができます。
この琉球松は沖縄県の県木であり、沖縄らしさを感じられます。

座喜味城の城壁は曲線で構成されており、精巧に組み合わされた布石には重厚感が感じられます。
座喜味城で特におすすめしたいのが、城壁の上からの景色で、木の階段で上ることができます。
城壁の高さは、それぞれ違いますが、一番高いところからの景色はまさに絶景です。
特に夕暮れの時間帯がおすすめで、夕日が綺麗なスポットとしても人気がありますよ。

座喜味城の歴史を詳しく知りたい方におすすめなのが、2018年いリニューアルオープンしたユンタンザミュージアムです。
リニューアル後には音声ガイダンスや映像ガイダンスなども導入されているため、とても分かりやすい施設となっています。
ARカメラを使って当時の座喜味城内の様子を体感することもできますよ。