大多喜城
2020年3月17日
品川台場(お台場)
2020年3月17日

滝山城

公式ホームページへ

滝山城は東京都八王子市にあった戦国時代のお城です。
国の史跡に指定されており、2017年には続日本100名城に選定されました。

滝山城は武蔵邦の守護代大石定重が1521年に築城し、1558年頃には北条氏照は城の大改修を実施しました。
1569年には小田原攻撃に向かう武田信玄軍2万が滝山城の北側に陣を指揮、別働隊の小山田信茂隊1000人の兵が小仏峠から侵入します。
北条方は滝山城三の丸まで攻め込まれ落城寸前のところまで追い込まれますが何とか2000の寡兵で凌ぎました。

滝山城は多摩川と秋川の合流点にある加住丘陵の複雑な地形を巧みに利用した天然の要塞であったと言われており、関東随一の規模を誇っていました。
現在、遺構としては本丸、中の丸、千畳敷跡空堀などが残っており、国の史跡にも指定されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒192-0002 東京都八王子市高月町

 

滝山城は東京都の山中に埋もれた城跡です。
都心からは1時間程度で行けるとあって多くの城ファンが訪れています。

街の中にひっそりとたたずむ東京の広大な城である滝山城には、平安時代の州験道の文化の名残も見られます。
何本もの道が複雑に交差している城跡は、東京ドーム5面以上の広さを誇っているそうです。
中の丸の曲輪には2000年頃まで国民宿舎「滝山荘」がありました。

本丸へ向かう道は石畳の道が復元されています。
この道を上杉謙信や武田信玄なども通ったと思うとファンとしては心が躍ります。
また春には、滝山城跡は桜の名所になるので観光客も多いです。
城跡は東京都立公園の「滝山自然公園」となっていますよ。