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浜松城

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かつて静岡県浜松市にあった浜松城。

飯尾氏、松平氏、堀尾氏、井上氏、水野氏など、藩政260年間で25代の城主が生まれました。
天下統一を果たした徳川家康をはじめ、多くの歴代城主が幕府の要職に出世したことから「出世城」との呼び名も。

15世紀頃に築城された曳馬城が前身。
(1504~1520年の永正年間に今川貞相が築城したと伝えられます)

浜松城と改称されたのは1570年(元亀元)のこと。
徳川家康が入城後、曳馬城の改修および拡張を行いました。
土造りの城で石垣や瓦葺建物はなかったともいわれます。

1572年(元亀3)、武田信玄の挑発を機に、家康との三方ヶ原の合戦が行われます。
徳川軍は大敗し、家康は城に逃げ帰ったという話は有名です。

家康の在城期間は29歳から45歳までの17年間。
1586年(天正14)に駿府に本拠地を移しました。

1871年(明治4年)に廃城。
現在は浜松城公園として整備されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町100ー2

 

・御城印の入手場所

浜松城 入場券販売窓口

 

300円

 

1958年(昭和33)に復興天守が建てられ、家康が着用した金陀美具足が展示されています。

城の天守台は野面積みの石垣で知られていますが、その中にハート型の石があります。
近年は縁結びや恋愛成就のパワースポットとしても人気です。

大河ドラマ『おんな城主 直虎』の舞台にもなりました。

また、さくらの名所としても有名で、毎年3~4月に浜松城公園さくらまつりが開催されます。