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志布志城

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志布志城(しぶしじょう)は日向国諸県郡(現在の鹿児島県志布志市)にあるお城です。
中世にできた山城で、国の史跡にも指定されています。

築城年代は不明ですが、南北朝時代からあったとされています。
12世紀から次々と城主が変わり、守護大名の島津氏が本拠としたこともあるそうです。

志布志城は1577年に島津氏の直軸地となって、初代の地頭として鎌田政近が任命されました。
その後も志布志城は外城として重要な役割を果たします。
江戸時代の一国一城令によって廃城になりましたが、建物が無くなっただけで破壊はされなかったと言われています。

志布志城は非常に大きく、志布志市街地を囲むすべての山が志布志城であったと言っても過言ではありません。
志布志小学校裏山にある内城、その西側の山にある松尾城、志布志中学校前の高城と新城の4つの城を総称して、志布志城と呼ばれていました。内城だけでも南北600m、東西300mもあったそうです。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒899-7102 鹿児島県志布志市志布志町帖6380

 

・御城印の入手場所

宙の駅(通販でも購入可能 / 令和元年時点の情報)

300円

 

「志布志市志布志町」に存在したのですが早口言葉に出てきそうな地名です。

志布志城が築かれた志布志は、古くから前川河口に堤防のように存在する権現島のおかげで天然の良港でした。
陸上交通よりも、海上交通の方が船で一度に大量の物資を運搬できるため便利であり、海上交通の要所として栄えてきた歴史があります。そのため志布志を支配するというのは重要な意味があったと言われています。

現在、志布志市埋蔵文化財センターには当時の内城の姿を想定復元した模型が展示されています。
実際の志布志城跡は、本丸の一部を除き、未整備で立ち入り困難な状態です。

本丸の一部の郭には解説版が設置されているので、城巡りに訪れる観光客もいらっしゃいます。
大手口にはパンフレットが置いてあるので、城跡巡りをする際にはパンフレットをもらっていくと分かりやすいでしょう。

 

鹿児島県の御城印は

・御城印の入手場所

宙の駅 

にて通販でも購入可能なため一気に揃えることも可能です。