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八上城(八上高城)
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篠山城

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篠山城は兵庫県丹波篠山市北新町にあったお城。

近世城郭の篠山城は、篠山盆地の中央部、篠山と呼ばれる小丘陵に築かれた平山城でした。
また、篠山城は篠山藩の藩庁でもあり、国の史跡に指定されています。

1609年徳川家康は、松平康重を常陸国笠間城から丹波国八上城に移し、新城として篠山城の築城を命じました。
山陰道の要衝であった篠山盆地に城を築くことで、大坂の豊臣氏など西国諸大名のおさえとするのが目的であったのです。
この、篠山城は築城の名手である藤堂高虎が縄張を担当しました。

15か国20の大名の助役による天下普請により、わずか6ヶ月で完成したといわれています。
城は内堀と外堀を有しており、内堀内に本丸と二の丸を設けていました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒669-2332 兵庫県丹波篠山市北新町2

 

・御城印の入手場所

篠山城大書院 受付

300円

篠山城跡には篠山城大書院があります。
篠山城大書院は、天守のなかった篠山城の中核をなす建物でした。

廃城令によって日本各地の多くのお城が取り壊されていたのですが、、篠山城大書院は難を逃れます。
昭和19年に焼失してしまうのですが、篠山市民の願いによって2000年に再建されました。
この篠山城大書院は、木造建築物としては規模壮大な建物です。
京都二条城の二の丸御殿にある遠侍と呼ばれる建物に類似しているとも言われています。
内部は資料館となっていて、その当時の暮らしを知ることができます。

春にはお堀とその周辺に植えられた1000本もの桜が咲き誇る人気の桜名所です。
また三の丸広場では毎年8月に丹波篠山の夏の風物詩である丹波篠山デカンショ祭が開催されます。