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七尾城(島根県)

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七尾城は島根県益田市にあったお城。
その城跡は、益田市にある三宅御土居跡とともに国の史跡「益田氏城館跡」に指定されています。

七尾城は連郭式の山城で、石見国の国司として鎌倉時代に益田荘を本拠とした益田氏の城です。
歴代の益田氏が居館とした三宅御土居などの詰めの城として標高約120mの七尾山に築かれました。
山頂の本丸跡からは、益田平野から日本海までを一望できる抜群の眺望です。

益田氏の居館であった三宅御土居と七尾城は益田川を挟んで870m離れています。
七尾城跡からは、大小40の曲輪、空堀、土塁、井戸跡などが発掘されており、礎石建物や遺物の出土も多いです。
築城時期に関しては諸説あり、通説では建久4年(1193年)に益田兼高が築城したとされています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒698-0017 島根県益田市七尾町4−59

 

・御城印の入手場所

七尾城史資料館

300円

七尾城は中世400年間にわたって西石見に勢力を誇っていた益田氏歴代の居城です。
七尾城は七尾山全体に築かれていて、北方を流れる益田川に向かって開く東西2つの丘陵を中心にした大小40あまりの郭を設けた県下屈指の堅城でした。

発掘調査の結果、戦国時代末期には毛利氏の攻撃に備え、大改修され城の中心部に礎石建物が建っており、当主とその家臣が城内に居城していたことが明らかになっています。

現在城跡へは、西尾根中腹にある住吉神社参道を利用します。
住吉神社参道の石段を上ると、山の中腹部の社殿左手にさらに上に向かう登城道があるので、そこを登っていきます。
道を登り切ったところを右に進むと本丸、左に進むと西尾根曲輪郡です。

本丸部分には発掘調査により櫓門跡が発見されています。