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小机城

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小机城は神奈川県横浜市にあった平城です。
現在は小机城址市民の森として、城の遺構が整備されています。

小机城は永享の乱(1438~1439年)の頃、関東管領上杉氏によって築城されたと言われていますが、正確な築城年代は不明です。
長尾景春の乱のうち1478年に起きた攻守戦では、この小机城が舞台となりました。

その後、小机城は廃城となるものの、この地域が後北条氏の勢力下になると、北上氏綱の手により修復され、家臣の笠原信為が城主として配置されます。
笠原氏は、小机城を中心に城付近の村に僧侶を招いて寺を建立するなど城下の整備に力を注ぎました。
その後、城主は何度も変わり、豊臣秀吉による小田原征伐の際には、無傷のまま落城しました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒222-0036 神奈川県横浜市港北区小机町789

 

小机城址市民の森では、毎年竹灯籠まつりが行われています。
竹灯籠まつりの魅力は、光と闇と竹林のハーモニーです。
非常にシンプルな竹でできた灯篭の中に、ロウソクを1つ入れます。
その灯篭が城址の森に5000個以上も配置され、有がな光の美を演出してくれるのです。

尺八の生演奏が聞けるなどさらに雰囲気を盛り上げてくれます。
竹灯籠まつりでは、ハート型やちょうちょ型などユニークなオブジェも色々あります。
天の川や富士山のように見立てた竹灯籠もあり、イルミネーションを見ているよう。
城址で行われる竹灯籠まつりは実に幻想的で、森の中でプラネタリウムを体験しているような気分。
竹灯籠まつりは、小机城址の恒例行事となりつつあり、リピーター客も多いそうです。