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春日山城

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春日山城は新潟県上越市にある中世の山城で、国の史跡にも指定されています。
春日山城は、長尾氏の居城であり、戦国武将として人気の高い上杉謙信の城としても有名です。

南北朝時代に越後国守護であった上杉氏が越後府中の館の詰め城として築城したのが始まりと言われています。
標高180mの山の地形を生かした天然の要害を持つ難攻不落の城とされており、長尾為景、晴景、上杉謙信、上杉景勝の4代の居城となりました。
上杉謙信の父・長尾為景のときに大規模な山城へと大改修されたようです。
多くの絵図には石垣や天守閣が描かれているものの、ほとんど空想であり、石垣も瓦も発掘されていません。
現在では土塁、空堀などの遺構が数多く残っています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒943-0819 新潟県上越市大字中屋敷

 

上杉謙信といえば、戦国時代の名勝であり、戦国武将ファンに大変人気があります。
そんな上杉謙信の居城であった春日山城は、城ファンにとっては非常に人気の観光スポットです。

春日山城跡の中腹には、昭和44年の大河ドラマ「天と地と」放映にあたり制作された上杉謙信公の銅像もあります。
「天と地で」上杉謙信役を演じた石坂浩二さんは現在でも、新潟県で圧倒的な人気を誇っているそう。

標高約180mにある本丸跡からは、日本かい頸城平野、それを取り巻く山並みなども一望できます。
春日山城は、日本五大山城、日本五大山岳城にも選ばれており、その広さは圧巻です。
周囲には番屋口砦・番屋砦・長沢砦・御館城などがあります。