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赤穂城

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赤穂城は兵庫県赤穂市にあるお城で、江戸時代には赤穂藩主の居城でした。
赤穂城は国の史跡に指定され、本丸庭園、二之丸庭園は名勝にも指定されています。
別名は「加里屋城」「大鷹城」とも呼ばれており、日本100名城、日本の歴史公園の100選にも選定されています。

赤穂城の前身となる城郭は、池田長政によって築城された掻上城です。
1645年に浅野長直が赤穂へ入封すると、1648年に赤穂城を築城。
元和偃武の後に築城の始まった全国的にも珍しい城郭として有名です。

築城当時は、すぐ南側まで海が入り込んでいたので海岸平城で、鉄砲撃戦を意識した設計となっています。
赤穂城は5万石の石高の割に、規模が大きい城であったとされています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒678-0235 兵庫県赤穂市上仮屋1424−1

 

実は赤穂城はには最初から天守閣が築かれませんでした。

5層天守の造営も計画されていたものの幕府へ遠慮したことと、財政難のため築くのが難しかったと言われています。
財政難になったのは築城工事が13年にも及んだこと、京都御所の玄関造営を幕府に命じられたことなどが関係しています。

また、播州赤穂といえば「忠臣蔵」が有名でしょう。
正式には赤穂浪士事件です。
赤穂浪士事件では大石内蔵助を首領とする赤穂浪士四十七士が吉良邸に討ち入り、主君の仇を討りました。
これは単なる仇討ちだけではなく、幕府の政道を問う歴史的大事件であったと言われています。

赤穂浪士事件は忠臣蔵と呼ばれ、小説、テレビドラマ、映画などの題材として人気を集めていますよ。