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宮島の対岸にある外宮・地御前神社を徹底解説!かつて海の中に鳥居があった!?

地御前神社 from google

宮島にある厳島神社には外宮があるのを知っている?

実は厳島神社の外宮は御神体である宮島を拝するために対岸に創建されているの。

今回は厳島神社の外宮「地御前神社」の魅力に迫ってみよう。

 

地御前神社 from google

 

【宮島の対岸に創建された地御前神社】

 

宮島はかつて島そのものが神として崇められていて、人が立ち入ることが許されていなかったの。
そのため、御神体である宮島を拝むために対岸に創建されたのが「地御前神社」になるよ。

 

創建は厳島神社と同じく593年と言われていて、推古天皇の時代までさかのぼるんだ。
地御前神社の祭神は厳島三女神を祀っていて、現在は厳島神社の摂社となっているの。

 

巫女レモン
巫女レモン
厳島神社と同じく長い歴史があります♪

 

地御前神社 from google

 

【地御前神社の歴史】

 

地御前神社が創建された当時、境内には19もの殿舎が立ち並ぶ神社だったそう。
しかし現在では拝殿・本殿・客人本殿の3つだけになっているよ。

 

また江戸時代までは地御前神社の目の前まで海があって、海中に鳥居が立っていたそう。
拝殿のすぐそばまで船で入ることができていたんだ。

 

現在でも拝殿の右側には、天井まで届かない柱があるんだけど、これは海から船で訪れた時に船を保留させるための柱であったと言われているの。
地御前神社の前にあった浜は天文24年(1555年)に毛利元就氏と陶晴賢が戦った厳島合戦の舞台としても知られているよ。

 

巫女レモン
巫女レモン
昔はもっともっと大きかったんですね!

 

地御前神社 from google

 

【地御前神社・厳島神社・御山神社は直線で結ばれる位置に鎮座】

 

厳島神社の外宮である地御前神社と、本宮・厳島神社、弥山にある奥宮・御山神社の3つの神社は直線で結ばれる位置に鎮座しているんだ。

このことからも、当時の人々が御神体である宮島への想いと信仰が強いことがよく分かるよね。

地御前神社の鳥居にも「厳島外宮社」と記されているからチェックしてみよう。

 

神主レモン
神主レモン
位置関係も重要ですね♪

 

【厳島神社最大の神事である「管絃祭」の舞台】

 

地御前神社は厳島神社最大の神事である管絃祭の舞台としても知られているよ。
管絃祭は毎年旧暦の6月17日に開催される神事で、元々は貴族の管絃の遊びとして親しまれていたの。

 

平安時代、都では貴族が池や河川に船を並べて、管絃の遊びをしていたそう。
厳島神社を造営した平清盛は、この管絃の遊びを厳島神社に取り入れ、遊びではなく神様をお慰める神事として行うようになったんだ。

 

開催される旧暦の6月17日は、上げ潮の高く、なおかつ台風が来ない季節なの。
厳島神社の御祭神お乗りになる御座船を造り、地御前神社までの海上を渡っていくんだ。
御座船は和船を三艘並べて一艘に船組するんだけど、昔は大きな船を一艘使っていたそう。

 

潮が満ちて、地御前神社に御座船が入れるようになった頃に、地御前神社からの御迎船がくるよ。
御迎船を水先に地御前神社に到着後、浜辺で祭典と管絃が奉奏されるんだ。

祭典後に御座船は宮島の長浜神社、大元神社へ向かい順次祭典を行って、大鳥居をくぐって、客神社前で祭典と管絃の奉奏がされるの。
ダイナミックな儀式は、とても幻想的で興奮するよ。

 

地御前神社 from google

 

【地御前神社境内の見どころをご紹介】

 

地御前神社を訪れたらぜひともチェックしておきたいポイントをまとめてみよう。

 

地御前神社 from google

 

<鳥居>

地御前神社の鳥居は、厳島神社の鳥居と同じようにかつては海中に立っていたそう。
この鳥居には「厳島神社外宮」と、裏側の扁額には「地御前神社」と書かれているよ。

 

地御前神社 from google

 

<拝殿>

大きく立派な拝殿内部にはたくさんの絵馬が奉納されているよ。

 

地御前神社 from google

 

<本殿>

拝殿の正面から見ると本殿の姿は見えないものの、脇に回ってみると鮮やかな朱色の御殿が見えてくるよ。

 

客人宮 from wikipedia

 

<客人宮本殿>

拝殿の後ろにあるのが客人宮本殿になるよ。

 

<火立岩>

毛利元就氏の出撃地点として有名なのが「火立岩」だよ。
この火立岩は、元々は管弦祭の時に御座船の飾り付けをする場所だったの。

火立岩という名前は、飾り付けの作業時に明るくするために火をつけたからなんだ。
現在、岩はないものの、かつてそこに火立岩があったという記念碑の看板が立っているよ。

 

【地御前神社周辺のおすすめスポットは?】

 

地御前神社を参拝した際にはぜひ一緒に訪れておきたいおすすめスポットをまとめてみよう。

 

大頭神社 from google

 

<地御前・大頭神社>

地御前・大頭神社は静かな山間に立つ神社。
厳島神社の摂社として、推古天皇11年(603年)に創建されたと伝わる古社だよ。
この地御前・大頭神社は厳島兼帯七社の1つであったと記録されているの。

 

御祭神は大山祇命、国常立命、佐伯鞍職。
佐伯鞍職は厳島神社初代神主で、地御前・大頭神社が厳島神社との深い関わりが分かるよね。

 

大頭神社 from google

 

現在の場所には大正2年(1913年)に遷座し、本殿・幣殿・拝殿が一体になった複合社殿なの。
地形の高低さを上手く活用した重層建築(2階建て)は、例を見ない建築様式になるよ。

 

大頭神社 from google

 

地御前・大頭神社境内のすぐに近くには妹背の滝があるの。
この妹背の滝は雄滝と雌滝の2つがあり、この2つの滝の流れが合流する場所に地御前・大頭神社があるんだ。
そのことから、地御前・大頭神社は縁結びのご利益があるとされているよ。

 

巫女レモン
巫女レモン
とても立派な滝があり素敵です♪

洞雲寺 from google

 

<厳島神社神主家と深い関わりのある洞雲寺>

洞雲寺は長享元年(1487年)に創建された禅寺。
当時、厳島神社の神主で、桜尾城の城主であった藤原教親によって開かれたんだ。
そのことから、厳島神社の神主家と関わりの深い寺院として知られているよ。

 

本堂には本尊の釈迦如来が祀られていて、本堂の脇には、厳島明神の啓示によって得たと言われる金岡水が湧いているの。
金岡水の名前の由来となった金岡禅師は洞雲寺の初代僧侶。

 

洞雲寺 from google

 

名僧として全国に名をはせた人物で、金岡禅師の存在が洞雲寺の知名度を上げて、この寺で学びたいと全国から多くの僧侶が集まったそう。
金岡禅師は寺の発展・繁栄に大きく寄与したことから、金岡水の名前の由来にもなったんだ。
本堂前にある「なでぼとけ」は、撫でると病気が治ると言われているよ。

 

洞雲寺 from google

 

また、洞雲寺境内には戦国武将の墓があることでも知られているんだ。
厳島神社・神主で桜尾城主であった友田興藤、厳島合戦で敗れた陶晴賢、桜尾城主で毛利元就の四男・穂井田元清夫妻の墓などがあるの。
いずれのお墓も宝篋印塔の形で残っているよ。

 

お坊さんレモン
お坊さんレモン
洞雲寺もぜひチェックしておきたい場所ですね♪

【地御前神社の住所とアクセス】

 

住所

〒738-0042 広島県廿日市市地御前5丁目18−9

 

アクセス

  • 広電地御前駅より徒歩約10分
  • 廿日市さくらバス地御前神社前より徒歩1分