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鳥取城

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鳥取城は鳥取県鳥取市に築かれた戦国時代〜江戸時代のお城。
別名「久松山城」と呼ばれており、国の史跡、日本100名城に指定されています。
戦国時代から江戸時代末期にかけての城郭形態の変化を見ることができるので「城郭の博物館」という異名も持っています。
現在は天守台、石垣、堀、井戸などが残存。

圧倒的な石垣の量だけではなく、球型に積み上げられた巻石垣は鳥取城でしか見ることができない石積みです。
さらに宮廷建築の第一人者といわれる片山東熊が手掛けた洋風建築「仁風閣」も大きな存在感を残しています。

織田信長の中国攻めの時には、家臣の羽柴秀吉が兵糧攻めを用いて攻略したといわれています。
開城後は、入城した宮部絨潤によって山上ノ丸の改修が行われました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒680-0011 鳥取県鳥取市東町1−220

 

・御城印の入手場所

仁風閣内 受付

300円

鳥取城は戦国時代の山城と、麓の近世城郭からなるお城です。
広大な城域には、それぞれの時代の遺構が残っています。

その中でも特に注目したいのが「天球丸跡」の「巻石垣」です。
巻石垣は亀の甲羅のような形状に積み上げられた石垣で、鳥取城でしか見られない非常に珍しい形の石垣になります。
石垣が崩れるのを防止するために、球型に積み上げたそう。

麓から本丸までは上り坂と階段を歩くこと約30分。山頂からは鳥取砂丘も見ることができる絶景を楽しめます。
登山道は整備されていますが、標高263m、比高240mと結構な山城ですので、登山の格好での城巡りがおすすめです。