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首里城

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首里城は沖縄県那覇市にあるグスクの城址です。
海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあり、琉球王朝の王城でした。
首里城は沖縄県内最大規模の城であり、戦前は旧国宝に指定されていたものの、沖縄戦によって完全に破壊されます。

1993年に放送されたNHK泰がドラマの「琉球の風」の舞台ともなり、2000年には世界遺産に登録されました。
ただ復元された建物や城壁は世界遺産には含まれていません。

首里城の創建年代は明らかではなく、近年の発掘調査によって最古の遺構は14世紀末のものと推定されています。
尚巴志が三山を統一し琉球王朝を立てると、首里城を王家の居城として用いるようになりました。
それと同時に、首里は首府として栄えたそうです。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目2

 

沖縄を訪れる際は、必ず観光するスポットともいえる首里城は、まさに沖縄のシンボルです。

沖縄を450年間にわたって統治していた琉球王国の中心であった首里城は、日本のお城とは異なり、日本の城よりも中国の城の影響を大きく受けていると言われています。たくさんある門や建築物は、漆を使用して朱塗りされており、屋根瓦には高麗瓦や琉球瓦が使用されています。
また、首里城の至るところには、国王の象徴でもある龍が多用されています。

沖縄の人にとって大切な存在であった首里城ですが、2019年10月に火災によって全焼してしまいます。
首里城正殿など主要6棟が全焼してしまい、出火原因もいまだ特定されていません。
那覇市では首里城の早期再建に向け、復旧・復興支援寄附金も受け付けています。