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勝龍寺城

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勝龍寺城(しょうりゅうじじょう)は、京都府長岡京市にあったお城。

南北朝時代から江戸時代初期にあったお城で、古墳を流用して築いたとも言われています。
勝龍寺城が建てられた場所は、西国街道と久我畷が交差する交通上の要衝でもありました。
延元4年(1339年)に京都をうかがう南朝方に対抗するために、北朝方の細川頼春が築いた城であると言われています。

勝龍寺城は、「勝龍寺城の戦い」が起こった場所としても有名です。
観音寺城の戦いに勝利した織田信長は、足利義昭を奉じて上洛する2日前に、柴田勝家ら4人の家臣に先陣を明示、三好三人衆の岩成友通が守る勝龍寺城を攻撃させました。織田郡は馬廻り衆を乗り入れ戦いを有利に進めて、勝利したのです。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒617-0836 京都府長岡京市勝竜寺13−1

 

・御城印の入手場所

JR長岡京駅前観光情報センター

阪急西山天王山駅前 @Navi

阪急長岡天神観光案内所(予定)

300円

勝龍寺城は細川忠興、明智光秀の娘ガラシャ夫妻ゆかりの城としても知られています。
本能寺の変後、山崎の合戦に敗れた光秀は、勝龍寺城に逃げ込み、最期の夜を過ごしたといわれています。

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」は、明智光秀が主人公となっているので、勝龍寺城も登場します。
現在、勝龍寺城の跡地は勝龍寺城公園となっており、日本の歴史公園100選にも選ばれているのです。

管理棟には資料展示室が設けられているので、明智光秀やガラシャに関する資料を見ることができます。
また毎年11月の第2日曜日には、玉の輿入れ行列の再現となる「長岡京ガラシャ祭」が、勝龍寺城公園を中心に盛大に行われています。