大内氏館 / 高嶺城
2020年3月26日一宮城 (阿波国)
2020年3月26日勝瑞城
勝瑞城は徳島県板野郡藍住町にあったお城です。
平城跡と居館跡が国の史跡に指定されています。
勝瑞城は阿波国の守護所であり、現在も断続的い発掘調査が続けられています。
鎌倉時代から安土時代まで、勝瑞城は淡路国、讃岐国、阿波国の政治、経済、文化の中心地でした。
天下の勝瑞として名をなし、勝瑞城は日本の中世史上重要な城跡となっています。
中世地方都市としては類例がないほど城下町は繁栄し、細川氏9代、三次氏3代の約240年間にわたって歴史の舞台となりました。
旧吉野川の南岸の自然堤防上に位置しており、当時は湿地帯が多く、川幅も広く攻めにくい地形であったとされています。
勝瑞城は見性寺の境内地にあり、城跡は東西約80m、南北約60mの方形で、一部土塁が現存しています。
写真提供
〒771-1270 徳島県板野郡藍住町勝瑞
勝瑞城では毎年「勝瑞城館跡まつり」を開催しています。
この勝瑞城館跡まつりでは、戦国武将に扮して武者行列が行われることで有名です。
武者行列は国史跡である勝瑞城館跡を練り歩きます。
甲冑や陣羽織を身に着け、威勢のよい掛け声と太鼓、ほら貝の音を響かせながら練り歩く姿を一目見ようと多くの見物客が訪れます。
この勝瑞城館跡まつりは、勝瑞城が国史跡に指定されたのを機に始まりました。
武者行列の他にも、獅子舞や徳島県ならではの阿波踊りなども楽しめますよ。
勝瑞城跡の南西には三好氏の工大な居館跡があります。この館跡は現在発掘調査が継続して行われているのですが、発掘調査が終了すれば公園として整備される予定になっています。