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大野城 (尾張国知多郡) (宮山城)

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かつて尾張国知多郡(現在の愛知県常滑市)にあった大野城。
別名「宮山城」。

1350年頃(観応年間)に一色範光が築城したと伝えられます。
初代城主の佐治駿河守宗貞に始まり、佐治氏が四代にわたり城主を務めました。

三代目・佐治八郎信方は織田信長の妹、於大の方を妻として信長に従います。
しかし、1571年(元亀2年)に伊勢長島の戦いで若くして討ち死にました。

四代目・佐治与九郎一成は信長のめい・小督(お江/徳川家光の母)を妻とします。
一成に嫁いだ時、小督はわずか10歳でした。
一成は織田信長と対立して追放され離婚、代わりに信長の弟・長益が入城。
水利の悪さから、北方に建てた大草城に移り、廃城となります。

現在は城山公園として整備されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒479-0004 愛知県常滑市青海町5丁目8

 

・御城印の入手場所

常滑市観光プラザ

各300円

ほとんどが住宅地となっていますが、城跡の主郭部は常滑市指定文化財に指定されています。

城山公園の展望台には二層櫓の模擬天守が建てられています。
伊勢湾や鈴鹿山麓を臨むことができます。

そのほか、曲輪や空堀などの遺構が残存。

NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の舞台になっています。