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今帰仁城

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今帰仁城は沖縄県国頭郡今帰仁村に位置する城跡で、14世紀に琉球王国成立以前に存在した北山王の居城でした。
国の史跡にも指定されている今帰仁城は、現地の伝説による今帰仁世の主が築いたと伝えられています。
現在までに発見された城郭跡は12~13世紀頃の築城です。

城内からは中国、東南アジアなどの陶磁器が多く出土しており、その当時の繁栄をうかがわせます。
北山が滅びた後にも、旧北山統治の要所として使用され、北山監守が派遣されました。

石垣などの遺構の整備が進み、今帰仁城跡として1972年に国の史跡に指定されます。
門から城の中心部へ向かう階段には、カンヒザクラの並木道があり、毎年1~2月に開花します。

2000年には首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産へ登録されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101

 

今帰仁城は沖縄本島北部にある歴史的なグスクです。
那覇市からは車で約1時間30分ほどの距離にあります。

堅牢な城壁に囲まれた今帰仁城は、標高約100メートルに位置し、やんばるの地を守る要の城でもありました。
今帰仁城にはいろいろな見どころがあります。

外郭は高さ2m前後の低い石垣が数百mも蛇行して続いており壮大な景観です。
また、大隅(ウーシミ)は戦時に備えて馬を飼い、兵馬を訓練した場所だそう。
ウーシミは開放的な空間になっているので、そこから見る景色は絶景です。

さらに今帰仁城跡の聖地とよばれているのが「テンチジアマチジ御嶽」です。
ここは最も神聖な場所と言われており、北山王朝時代にはここに「霊石」があったそう。
霊石とは北山を守る神として扱われてきた大切な石です。
パワースポットとしても人気を集めていますよ。