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水城

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水城は、福岡県太宰府市・大野城市・春日市にまたがって築かれた古代のお城です。
城跡は国の特別史跡「水城跡」に指定されています。

水城については、日本書記にも記載されておろい、築城年は天智天皇3年(664年)であったとされています。
倭国は唐・新羅軍侵攻の脅威があり、防衛体制の整備が急務でした。
天智天皇三年(664年)の唐使来朝は、倭国の警戒を強めさせ、倭国は辺境防衛の防人を対馬島・壱岐島・筑紫国などに配備しました。
そして、敗戦の翌年に筑紫国に水城を築城したのです。この水城は太宰府の防衛のためであったとされています

水城は平野を遮断する直線的な土塁と外濠を併せ持つ城壁、中央に御笠川が北流する沖積地の軟弱地盤に築かれていたそうです。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒816-0952 福岡県大野城市下大利3丁目7−25

 

水城は、1350年前の百済の役敗戦に際して、日本を守るために初めて築かれた城砦です。
水を貯えた濠と土塁がなっていて、今もなお長さ1.2㎞もの巨大な土塁を見ることができます。

この水城は、百済の都・扶余の東羅城と同じ築造技術が採用されています。
のちに太宰府の出入り口となり、外国使節や都からの官人らを多数お迎えした場所としても有名です。

水城は、中国にある世界遺産「万里の長城」のような施設で、幅約60mの外濠と、長さ約1.2km・幅約80m・高さ約9mの二段に築かれた土塁で構成されます。
水城跡地には多くの桜が植えてあり、散策にぴったり。

特にヤマザクラなどの種類が豊富です。
また秋にはコスモスが咲き乱れるので、春や秋の季節の散策がおすすめです。