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三雲城

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三雲城は滋賀県湖南市にあるお城。

三雲城は六角氏重臣であり、甲賀五十三家に数えられる三雲氏の居城です。

六角氏は観音寺城を居城としていたものの、攻め込まれると観音寺城から逃れて三雲城に入り、山深い甲賀地方でゲリラ戦を展開していました。
そのため、「観音寺城の奥城」とも呼ばれており、織田信長によって攻められた際に六角承禎、義弼の亡命拠点として利用されたのです。
現在、三雲城の城址には枡形虎口をはじめとした、大規模な縄張りが残っています。

三雲城址は、室町時代、三雲典膳が築城したと伝えられる典型的な山城跡で、麓には野洲川が流れています。
三雲城は戦国時代に落城し、廃城となりました。
城内の一角には八丈岩があり、眼下には野洲川と対岸の竜王方面の眺望が楽しめます。

〒520-3222 滋賀県湖南市吉永

 

・御城印の入手場所

長谷商店(平日)

青少年自然道場(土日祝)

300円

三雲城址はハイキングコースとして人気があります。
JR三雲駅からは歩いて山頂までは約1時間半の道のりです。

また、最近では「絶対に落ちない岩」にあやかって受験生の合格祈願のパワースポット、修行写真スポットとしても人気を集めています。
忍者に深い関わるがあるとされる三雲城址には、忍者ファンも多数押しかけています。

「絶対に落ちない岩」とは、山城のシンボルともいえる巨大な八丈岩のこと。
旅の往来の激しかった東海道からもよく見え、街道を利用したといわれる坂本龍馬、西郷隆盛、篤姫らも、巨大な八丈岩を見上げたといわれているそう。

八丈岩は、岩と地面の接地面がほんの僅かしかなく、見方によっては浮いているように見えるのです。
明かに大きな隙間があり、いつ崩れ落ちてもおかしくない状態で、立っているのです。
まさしく「落ちそうで落ちない巨石」でありえ、合格祈願の岩として受験生に人気のスポットになっています。