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玖島城

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玖島城は長崎県大村市玖島にあるお城です。

大村湾に突き出した半島の先端に築城された平城で、本丸、二の丸、三の丸から構成されます。
比高は15m、ほぼ四角形の形をしており、石垣で囲まれていますが、天守は建造されませんでした。

堀は全て海を利用したものであり、海城の特徴も備えています。
現在、玖島城跡地は大村公園となっており、天然記念物のオオムラザクラ、菖蒲など季節な花を楽しむことができます。
また桜の名所としても知られており、日本さくら名所100選にも選定されました。

玖島城を築城したのは、大村氏です。
大村氏は鎌倉時代より、大村地方を領有して来ました。1598年、大村喜前は秀吉死後、政情不安に備えて玖島城を築城します。
翌年、三城城から居城を移すと、明治維新まで大村藩は存続。城は大村藩の藩庁として役割を果たしました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒856-0834 長崎県大村市玖島

 

・御城印の入手場所

大村観光案内所

300円

日本さくら名所100選にも選定された玖島城はには総数2000本もの桜が開花します。
その中でも国指定の天然記念物である「オオムラザクラ」は、花弁が60枚~200枚にも及ぶ桜の種類で非常に珍しいです。

花弁が多いオオムラザクラは、極めて優美で気高く、名桜中の名桜、里桜の中の逸品と呼ばれるほど。
このオオムラザクラを見るために、玖島城に訪れる人も少なくありません。

また5月下旬には華菖蒲が満開になります。約30万本の花菖蒲が公園内を埋め尽くし、大菖蒲園に変わります。
江戸系、伊勢敬など171種類もの花菖蒲が見事に咲き揃う姿は見ごたえばっちりです。
この時期にはお城と花菖蒲を照らすライトアップなども楽しめます。