鹿屋城
2020年3月4日
玉林城
2020年3月8日

給黎城

給黎城(きいれじょう)は鹿児島県鹿児島市にあるお城。
八幡川に向けて突き出た標高60mほどの3つの尾根に築かれ、来たから北之城、本城、南ヶ城と並んでいます。この3つの城を総称して給黎城と言います。

3つの半島状台地を利用した平城である給黎城は、伊作平次郎良道の次男である有道が居城していました。
その後、応永18年に伊集院頼久の所領となります。
本城は空堀によって3つの郭に区分されており、西側には空堀と土塁、北側の崖中腹には腰郭があり、馬乗り馬場と呼ばれていました。

給黎城付近には、何万ヶ宇都、駒返り、太刀討ヶ迫、陣之尾、弓指などの字名が残っており、給黎城をめぐる激しい戦闘があったことを物語っています。
文禄4年(1595年)より、代々肝付氏の居城となり、政治の中心的役割を果たしました。

〒891-0203 鹿児島県鹿児島市喜入町

 

・御城印の入手場所

宙の駅(通販でも購入可能 / 令和元年時点の情報)

300円

 

給黎城は旧麓地区の西の山に築かれており、現在旧麓地区には小公園があり、案内板も設置されています。
南方神社から浄水場に続く車道を進むと本丸の西側になります。
ここからよじ登っていけば給黎城の遺構を見ることができるでしょう。
立派な石垣も残っています。

また道路の東側には土塁囲みの小郭があり、大堀切を隔てて東西に長い曲輪があります。
この曲輪は現在、竹藪となっていて、土塁などを見つけることはできません。
腰郭にある馬乗り場も藪の中なので見ることは不可能ですが、北之城の自然の防壁はしっかりと見ることができます。
城道は整備されておらず荒れているので、山登りの格好がベストです。

 

鹿児島県の御城印は

・御城印の入手場所

宙の駅 

にて通販でも購入可能なため一気に揃えることも可能です。