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足助城(真弓山城)

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かつて三河国加茂郡足助庄(現在の愛知県豊田市足助町)にあった足助城。
別名「真弓山城」「松山城」「足助松山の城」。
標高301mの真弓山にあり、足助の街並みを臨むことができました。

築城時期は不明ですが、15世紀以降に西三河山間部を治めていた鈴木氏が築城したと伝えられます。

1525年(大永5)には徳川家康の祖父・松平清康が城を攻めています。
1564年(永禄7)に家康の攻撃で攻略され、鈴木氏は徳川の家臣となりました。

1571年(元亀2)、武田信玄が25000の兵で攻め落とし、武田家が城主に。
1575年(元亀7)に家康の息子・信康が攻撃し、再度徳川家の城に。

1590年(天正18)、家康の関東入国にともない廃城しました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒444-2424 愛知県豊田市足助町須沢39

 

・御城印の入手場所

足助城入館受付

300円

現在は城跡公園足助城として整備されており、全国で初めて復元された山城として知られています。
高櫓・長屋・物見矢倉・厨などの遺構がみられます。

城の復元は「愛知のふるさと事業」によって行われました。
鈴木氏の城として、戦国時代の生活を再現するなどのコンセプトの元、実行されています。

足助城内には本丸、曲輪、南の丸、西の丸、堀切、井戸などがあります。

なお、鎌倉時代に足助氏が居城した(足助七屋敷の一つ)という説もありますが、
発掘調査により同時代の遺物が見つからなかったことから、鈴木氏が築城した説が濃厚とされています。