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大分府内城

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大分府内城は大分県大分市にあるお城で、「大分城」「荷揚城」「白雉城」とも呼ばれています。
大分市街の中心に位置する大分府内城は平城であり、安土桃山時代後期に府内に12万石で入封した福原直高が府内の荷落に築城しました。
しかし福原氏は改易され、関ヶ原の戦い後に竹中重利が完成させたと言われています。

また、大分府内城は海城でもあります。
豊臣氏政権時代から徳川氏政権初期段階において九州地方に入部した大名の多くは海城を居城とすることが多かったそうです。

現在城跡は、大分城跡公園となっており、本丸跡に二重櫓と、西丸に宗門櫓が現存しています。
石垣、土堀、堀とともに史跡に指定されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒870-0046 大分県大分市荷揚町4

 

大分府内城では2017年~2020年2月まで、仮想天守のイルミネーションを開催していました。
江戸時代に消失した府内城を再現する取り組みで、大分市では府内城イルミネーションを開催。

大分市の「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジ」に合わせて設置しました。
高さ29mの四層構造で7万球のLED照明をまとい、2017年12月23日からほぼ毎夜、大分市の中心街を照らしてきたので「光の府内城」とも呼ばれています。

また大分府内城は、桜の名所としても知られており、春になるとソメイヨシノが咲き始めると花見客でにぎわいます。
城跡の石垣から見ることができる桜色の絨毯は一度は見ておきたい光景です。