熊本城
2020年2月25日
岡城 (豊後国)
2020年2月25日

富岡城

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富岡城は肥後国天草郡(現在の熊本県天草郡)にあったお城。
富丘半島の南東部の丘陵上にある平山城で、城の南部には堀の役割をした袋井家があり、東部には巴湾があるため、天然の土塁となって海からの外的を防衛することができました。

富岡城は慶長6年(1601年)に天草の領主となった肥前唐津藩の寺沢志摩守広高によって慶長7年頃から築かれました。
寺沢氏は富岡城に藩代を配置し、天草を統治しましたが、寛永14年(1637年)に起きた島原・天草一揆で一揆軍から攻撃を受けてしまいます。
島原・天草一揆後、山崎甲斐守家治の領地となり、山崎氏は大規模な修繕、拡張を行い、富岡城の形ができたと言われています。

現在富岡城の本丸跡には「熊本県富岡ビジターセンター」ができ、櫓・高麗門なども整備されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒863-2507 熊本県天草郡苓北町富岡2240

 

・御城印の入手場所

苓北町歴史資料館

300円

富岡城は自然豊かな天草にあるお城です。

富岡城は富岡港のすぐ近くにあり見どころもたくさん。
まず見えてくる「百聞石垣」は城の守りを強くするために建てられた石垣です。
その後、稲荷神社を抜けると白壁が見えてきます。
広々とした二の丸にはベンチもあるので、海の風に当たりながらゆっくりとすることができるでしょう。

現在、二の丸、本丸、石垣、櫓などがきちんと整備されている富岡城では、絶景を見ることができます。
また、休憩所から見える袋池は「ハート型」に見えることから、カップルに人気。

本丸跡に完成した熊本県富岡ビジターセンターでは、3Dシアターを見ることもできます。
天草の自然や、海の生き物、キリシタンの歴史など幅広い展示が魅力的です。