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岡城 (豊後国)

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岡城は豊後国直入郡(現在の大分県竹田市)にあるお城。
別名「臥牛城」「豊後竹田城」とも呼ばれています。

岡城が築かれた天神山は標高325m、比高95mであり、その城域は東西2500m、南北362mにもなります。
文治元年(1185年)に緒方惟義が源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したことが始まりと伝えられています。
その山城が大友氏一族の志賀貞朝によって拡張され、岡城と名付けられました。

岡城は明治維新後、廃城令によって廃城となり、城内の建造物はすべて破却されてしまいます。
現在残っているのは、高く積み上げられた石垣のみです。昭和62年に築城800年の記念行事として20日間限定で模擬天守と大手門が復元されました。

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒878-0013 大分県竹田市大字竹田2889

 

・御城印の入手場所

岡城 料金徴収所

300円

岡城は、かの有名な瀧廉太郎が作曲した歌曲「荒城の月」のモチーフとなったお城としても有名です。
岡城址でぜひ見ておきたいのは石垣。
特に三の丸の石垣は角度のある石垣の斜面をびっしりと苔が覆う姿が特徴的です。
その姿から「地獄谷」とも呼ばれています。

そして岡城址で注目したいもう1つのポイントが「音」です。
耳を澄ませると、風に吹かれた松の葉音が聞こえてきます。

荒城の月の世界観を堪能したい方は、冬枯れ時期か夏草が茂った時期の来訪がおすすめ。
そのほか、秋の紅葉シーズンや日本桜名所100選に選定された桜時期にも観光客が多いです。