松坂城

公式ホームページへ

松坂城(まつさかじょう)は、三重県松阪市殿町にあるお城で現在は松阪城とも表記されます。

城跡は国の史跡にも指定されており、日本100名城の1つ。

城の縄張りは梯郭式平山城で、城内の建築物は1877年の失火、1881年まで破却によって失われたため、現地には石垣のみが残った城址公園となっています。
松坂城を築城したのは織田信長が一目で認めた大器といわれる蒲生氏郷です。

織田一族となった氏郷は、たびたび武功を立てたものの、本能寺の変で信長が自害すると、安土城にいた信長一族を中野城にかくまい、その後は秀吉に従います。

1584年にそれまでの功績から、松ヶ島城主となった氏郷は、新たな城として松坂城を築いたのです。
城づくりは急を要していたため、資材調達のために、松ヶ島城の瓦の一部を再利用、石材には河原石や古墳時代の石棺の蓋なども使われました。
松坂城はわずか3年で完成したといわれています。

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

亀山城 (伊勢国)
2020年2月16日
鳥羽城
2020年2月16日