2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀はどんな人物だった?
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2020年6月11日
2020年NHK大河ドラマは長谷川博己主演の「麒麟がくる」だよね。
ただ6日7日の放送を最後に、コロナの影響で一時放送が休止されることに。
前半部分のハイライトである桶狭間の戦いの迫力はすごかったよね。
続きが早く知りたい!!というファンも多いはず。
今回は「麒麟がくる」(第21回)が描く桶狭間の戦いについてまとめてみよう。
目次
【ワイヤーアクションを使った大迫力の桶狭間の戦い】
麒麟がくるで描かれた桶狭間の戦いは斬新な映像だったよね。
桶狭間の戦いと、染谷将太演じる「織田信長」と片岡愛之助演じ「今川義元」による戦いのこと。
最終的に義元を討ち取ったのは、今井翼演じる「毛利新介」だよ。
戦う今川義元、毛利新介の大ジャンプアクションがダイナミックに描かれていたね。
この大迫力の戦闘シーンは、あらゆる技術を総動員したそう。
鉄砲や矢のVFXやセット空間を拡張するマット画、大型扇風機を使って暴風雨をつくるなどの特殊効果も用いられたよ。
特に、毛利新介(今井翼)と今川義元(片岡愛之助)のワイヤーアクションは、決戦のクライマックスにふさわしい大迫力のシーンだったと大評判に。
単なる殺陣ではなく、ワイヤーを用いたアクションにすることで、よりシークエンスなクライマックスにふさわしい映像になっているよね。
毛利が空中に大きく飛び上がり槍で義元を突き刺すという最後の一撃の場面は息を飲むほどの迫力だったね。
【桶狭間の戦いってどんな戦いだったの?】
桶狭間の戦いは、織田信長(染谷将太)と今川義元(片岡愛之助)による戦いのことだよ。
信長は今川が、噂通り本当に2万もの大軍であることを疑い、局地戦を展開して、義元自らが率いる本隊から徐々に兵を引き離していく作戦を決行したんだ。
その頃、風間俊介演じる松平元康(のちの徳川家康)は三河勢を駒のように扱っている今川方に嫌気がさし始めるんだ。
そして、織田軍の迎撃に加わることを拒否してしまうよ。
暴風雨の激しい嵐の中、軍の数が減った今川本体は尾張国の桶狭間山で立往生を余儀なくされてしまうんだ。
そこに織田の軍勢が襲いかかり、信長の家臣である毛利新介(今井)が、義元を討つよ。
この桶狭間の戦いは永禄3年5月19日に起こったんだ。織田信長は3000軍という少数の軍勢で、今川本陣を奇襲し、大将の今川義元を討ち取って大勝利を得たよ。
信長が行った「義元自らが率いる本隊から徐々に兵を引き離していく作戦」は大成功。
元々、今川本軍は20000であったけれど、鳴海城への援軍3000軍、鷲津砦の攻め2000軍、丸根砦の攻め2000軍、駿河に残した軍勢6000軍となり、最終的には今川本軍は7000軍しかいなかったんだ。
【なぜ今川義元は馬ではなく、「輿(こし)」に乗っていたの?】
麒麟がくるで描かれた桶狭間の戦いのシーンでは今川義元は馬ではなく「輿(こし)」に乗っていたよね。
その塗り輿を目印に織田勢に奇襲をかけられたと言われているんだ。
ではなぜ、義元は輿に乗っていたんだろう?
当時、輿は一部の限られた高貴な身分の人しか使用を許されていなかった特別な乗用具だったんだ。
義元が輿に乗ることができたのは、足利将軍家の分家であり親密な関係性があったことから、将軍家から「外出時には輿に乗ってもOK」という特別許可をもらっていたそう。
義元が輿に乗って尾張へ進軍したのは、織田軍との家柄や格の違いを見せつけたかった、周囲を威圧したかったためと言われているよ。
戦略的なパフォーマンスとして輿に乗ったことで、奇襲にあうなんてなんとも悲しいよね。