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2022年12月13日東京・赤坂にある日枝神社は創建約800年の由緒正しき神社。
初詣には連日多くの参拝客が訪れる人気の神社なんだ。
今回は得縁結びや商売繁盛のご利益にあやかれる日枝神社の魅力に迫ってみよう。
目次
【日枝神社とは?】
「山王さん」として親しまれる日枝神社は、東京赤坂に鎮座し、皇居の裏鬼門を守護しているの。
現在は赤坂にある日枝神社だけど、実は最初に建てられたのは現在の埼玉県川越市だったそう。
川越に建てられた後、日枝神社は何度も移転を繰り返し、最終的には天正18年(1590年)に徳川家康が江戸城を居城にするにあたって、江戸城の鎮守となったんだ。
その後、徳川秀忠による江戸城改築の際に社殿は江戸城外の麹町隼町に遷座し、庶民でも参拝できるようになったと言われているよ。
【日枝神社の御祭神とご利益】
日枝神社では大山咋神(おほやまくひのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)が祀られているの。
古くは滋賀県・比叡山のふもとにある日枝大社が全国に派生したことで創建された神社であったため、比叡山の神様である「大山咋神」が祀られているんだよ。
ご利益は以下の通り。
・縁結び
・恋愛成就
・安産祈願
・子育て
・仕事運や出世運の上昇
・商売繁盛
様々なご利益にあやかれるとあって、女性やビジネスマンなど広い世代から人気を集めているんだ。
皇居の裏鬼門を守護する位置にある日枝神社は、方位除けや厄除けだけではなく、縁結び、子宝、安産など様々なご利益があやかれるの。
【境内にはたくさんの神猿がいる!】
日枝神社の最大の特徴とも言えるのが、境内にいる神猿(まさる)だよ。
神門と拝殿前には神猿像が安置されているんだ。
一般的な神社では狛犬がいるんだけど、日枝神社では神猿が置かれているの。
猿はもともと神様と人間の間を取り持つ存在「神猿(まさる)」として昔から敬われる存在だったんだ。
さらに日枝神社の主祭神は比叡山の神(山の神)であることから、山の守り神と呼ばれる猿が使いとして重宝されたの。
猿は「さる」という音から「勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」とも考えられていて、勝運の神や魔除けの神として置かれているよ。
さらに猿は音読みで「えん」と読むことから、猿が「縁(えん)」を運んできてくれるため、商売繁盛や縁結びなど良縁の御利益があるとされているの。
ちなみに日枝神社では絵馬やお守りにも猿が描かれているよ。
【日枝神社の末社はパワースポットとして人気】
日枝神社には末社があって、隠れパワースポットして注目されているんだ。
日枝神社の末社についてまとめてみよう。
<山王稲荷神社>
山王稲荷神社は、日枝神社に隣接している稲荷神社だよ。
この地に古くからいた神様「倉稲魂命(うかのみたまのかみ)」が祀られているの。
地主神をきちんと参拝することが、開運のポイントになるんだ。
私利私欲のお願い事はせずに、感謝に徹するのがよいそう。
<猿田彦神社>
日枝神社の中で最も、仕事運・道開きの強力のパワースポットとして知られているんだ。
物事をよい方向に導いてくれる「猿田彦神」が祀られているよ。
自らが進むべき道のヒントを求めて、参拝してくる人も多いそう。
日枝神社の主祭神である大山昨神は山の神として知られているけれど「スタートの神様」でもあるんだ。
良き導き+スタートのご利益にあやかれることから、良い1年のスタートが切れるようにと初詣に訪れる参拝客が多いよ。
<八坂神社>
本殿の左側にあるのが八坂神社。
本殿の神・大山咋神の祖父神である「素盛嗚神(すさのおのかみ)」が祀られているよ。
素盛鳴神は海や嵐の神、荒ぶる神として知られていて、様々な罪を犯すものの逆境に立ち向かい、それを克服した英雄なんだ。
どのような困難にも立ち向かっていける強い力をあやかれるよ。
【日枝神社のおすすめスポットを徹底解説!】
日枝神社の境内にはたくさんの見どころがあるんだ。
今回は日枝神社のおすすめスポットを徹底解説していこう!
<山王鳥居>
日枝神社の鳥居は、山の形をしていて「山王鳥居」と呼ばれているの。
この山王鳥居は他の神社では見られない、日枝神社独特の鳥居なんだ。
山王鳥居は表参道、裏参道、西参道の3ヶ所に設置されているよ。
<千本鳥居>
日枝神社には千本鳥居があるの。
朱色が美しい千本鳥居は、都内では2箇所しかないそう。
<男坂>
表参道にそびえる急階段は男坂と呼ばれているよ。
男坂は山王祭の時に、お神輿が境内に入る時に通る道でもあり、一番ご利益があるとされているの。
<女坂>
男坂の左側にあるのが、女坂と呼ばれる緩やかな坂。
女坂は、江戸時代に将軍が参拝する時にだけ使用されていたため「御成坂」とも呼ばれているよ。
<オスざる(神猿像)>
本殿に向かって右手にいるのがオスの猿だよ。
本来、猿は山の守り神で、木や生き物を生み出して育てたと伝えられているの。
それにあやかり、物事を生み出す・発展させる「商売繁盛」や「社運隆昌」にご利益があると言われているよ。
<メスざる(神猿像)>
本殿に向かって左手にいるのがメスの猿だよ。
子ざるを抱いていて、子宝や安産のご利益があると言われているの。
女性に人気のパワースポットとして人気なんだ。
触ると、さらなるご縁を引き寄せることができるそう。
<猪の目>
日枝神社ではハートマークの「猪の目」を境内のあちこちで見ることができるの。
神門にはハートマークの文様をたくさん見つけることができるよ。
神門以外にも賽銭箱などにも猪の目が確認できるからぜひ探してみよう。
猪の目は飾り道具で、昔から魔除けや災難除けとして用いられてきたの。
猪の目の写真を撮って待ち受け画面にすると恋が叶うと言われているよ。
<社殿>
神門を抜けると威風堂々とした社殿が見えてくるよ。
神門と同様、朱色と緑の配色がとても美しいんだ。
元々あった社殿は1950年(昭和25年)の東京大空襲によって全焼。
現在ある建物は1958年(昭和33年)に再建されたものなんだ。
再建前の社殿は全て木造で、国宝にも指定されていたんだよ。
社殿の天井には、見事な天井絵を見ることができるの。
これは御社殿の復興50年を記念して記念して国立東京藝術大学の宮田亮平学長監修のもと製作された天井画。
日枝神社草創期の武蔵野を彩っていた花や草、木、鳥、虫などをモチーフにした123枚の絵が天井に掲げられているよ。
<宝物殿>
日枝神社には宝物を納めた宝物殿があるよ。
1978年(昭和53年)に行われた江戸城内御鎮座500年大祭の記念事業として、1979年に造営。
国宝や重要文化財を含む刀剣31口や、徳川将軍家ゆかりの宝物が多数所蔵してあるよ。
【日枝神社で行われる江戸三大祭・山王祭】
日枝神社は、江戸三大祭の一つである山王祭が行われるの。
山王祭は徳川時代、江戸城内に入御した御神輿を三代将軍・徳川家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭り」として盛大をきわめたの。
江戸三大祭の筆頭として全国的に有名であり、京都の祇園・大阪の天神祭とともに、日本三大祭にも数えられているよ。
例年6月に、皇居・旧江戸城を巡行する日本唯一のお祭りなんだ。
山王祭の最大の見どころは、山車3台と神輿9基が日枝神社に連合宮入して、52段の石段を担ぎあがるシーン。
また王朝装束を身にまとった人々と共に、神輿が担がれ300mに及ぶ華麗で古風な行列ができるの。
優雅で格式高い古風な列を楽しめるよ。
さらに神楽囃子や山王太鼓などの日本古来の芸能に触れられる出し物、民踊大会、稚児行列など様々な行事が開催されるんだ。
毎年3,000人もの人が、この三王祭に参加するそう。
【日枝神社の住所とアクセス】
住所
東京都千代田区永田町2丁目10−5
アクセス
公式サイトより引用