日本三大八幡宮の1つ「筥崎宮」には蒙古襲来の伝承が残るスポットがたくさん!
2022年4月19日
国宝「東寺」は現在残っている唯一の平安京の遺構!国宝・五重塔の魅力を徹底解説
2022年4月20日
日本三大八幡宮の1つ「筥崎宮」には蒙古襲来の伝承が残るスポットがたくさん!
2022年4月19日
国宝「東寺」は現在残っている唯一の平安京の遺構!国宝・五重塔の魅力を徹底解説
2022年4月20日

筥崎宮には国指定重要文化財がたくさんある!おすすめのパワースポットを徹底解説

 

福岡県にある筥崎宮は、日本三大八幡の1つとして知られている格式高い神社だよ。

筥崎宮は、「勝運神社」と言われていて、境内にはたくさんのパワースポットがあるの。

今回は筥崎宮を訪れたらぜひともチェックしておきたいスポットをまとめてみるね。

 

大楠 from google

 

【筥崎宮の人気パワースポットとは?】

 

筥崎宮の境内にはたくさんのパワースポットがあるんだ。
早速まとめてみよう。

 

巫女レモン
巫女レモン
パワースポットという言葉に弱いですの〜

 

扁額「敵国降伏」 from google

 

<扁額「敵国降伏」>

筥崎宮の楼門に掲げられている扁額には「敵国降伏」の文字。
この「敵国降伏」とは力ではなく徳の力で勝つという壮大な言葉だよ。
真の強さを学ぶことができるパワースポットなんだ。

 

さざれ石 from google

 

<さざれ石>

筥崎宮境内には、繁栄にあやかる「さざれ石」があるよ。

「さざれ石」といえば、日本国歌の歌詞にも登場するよね。

気が遠くなるような年月によってできた石である「さざれ石」は、永遠の繁栄をイメージさせるよ。

 

巫女レモン
巫女レモン
国歌、君が代に出てくる「さざれ石」って、どんな石だか知らなかった人も多いはず!

 

筥松 from google

 

<筥松>

神様誕生にまつわる聖地である「筥松」は筥崎宮の御神木で楼門そばの朱の玉垣で囲まれてあるよ。
この「筥松」は、応神天皇が生まれた時の御胞衣(えな)を納めた筥(はこ)を埋めて、その目印として植えられた松と言われているんだ。

 

ちなみに社名の由来もこの「筥松」からきているそう。
「筥」の文字は天皇様に由来して畏れ多いとして、人々の営みの場では「箱」の文字を用いたんだ。

 

 

涌出石 from google

 

<湧出石>

この石に触ると運が湧き出ると言われているよ。
運気アップ、招福開運を願って多くの参拝者がこの湧出石に触れて行くの。
またこの石には、古くから「国に一大事があるとき、地上に姿を現す」という言い伝えがあるよ。

 

<銭洗御神水>

金銭をてぼに入れ御神水で洗い清めて、心清らかに福寿開運を念じてみよう。
持ち帰ったお金は、使うことで世の中を巡って福を授かると信じられているんだ。

 

<本殿>

神様に対面する筥崎宮本殿もパワースポットの1つなの。

楼門から拝殿、神様が鎮座される本殿は全て国の重要文化財に指定されているよ。
勝運のご利益で有名な神様に参拝すれば、パワーがチャージできそうだね。

 

巫女レモン
巫女レモン
たくさんのパワースポットがあるので、たくさんのパワーをもらえますね〜!!

 

【まだまだある!境内のおすすめスポットとは?】

 

筥崎宮にはまだまだ見どころがたくさんあるよ。

境内には、国指定の重要文化財が4つ、福岡県指定の重要文化財が2つあるんだ。
ここでは境内で訪れておきたいスポットをまとめてみよう。

 

石造一ノ鳥居 from wikipedia

 

 

<一ノ鳥居(国指定重要文化財)>

石造の一ノ鳥居は、慶長14年(1609年)、初代福岡藩主・黒田長政によって建立されたもの。
筥崎鳥居と呼ばれる独特な形をしていて、国の重要文化財にも指定されているよ。

 

この筥崎鳥居は「八幡鳥居」とも呼ばれる形式で、造りの堅牢さと優雅さの調和がとれた鳥居。
笠木・島木の先が角ばらず、丸みをもっているのが特徴だよ。
また鳥居の柱は三段に切れていて、下肥りに台石に続いているの。

 

巫女レモン
巫女レモン
黒田長政が建てたのか〜♪

 

千利休奉納の石燈籠

 

<千利休奉納の石燈籠(国指定重要文化財)>

千利休奉納の石燈籠は国指定の重要文化財。

天正15年(1587年)太閤秀吉が九州平定後に、本宮に滞納して博多町割りなどを行ったの。
その時に、太閤秀吉が催した箱崎茶会に随行した千利休が石燈籠を奉納したんだ。

 

この石燈籠には、「南北朝時代、観応元年(1350)」の銘があるの。
ちなみにこの石燈籠が拝観できるのは、放生会、さつき大祭期間中のみだよ。

 

<亀山上皇尊像奉安殿>

福岡県指定重要文化財に指定されている亀山上皇尊像奉安殿。
博多区の東公園内には亀山上皇の銅像が建立されているの。
その銅像の原型となる木彫像を制作したのが、福岡県出身の彫刻家・山崎朝雲。

 

筥崎宮にある亀山上皇尊像奉安殿は、大きさ約6m。
拝観時間は毎日9時~16時となっているよ。

 

楼門正面

 

 

<楼門(国指定重要文化財)>

文禄3年(1594年)に筑前領主・小早川隆景が建立したもの。
三間一戸入母屋造で、檜皮葺、建坪はわずか12坪。

 

「三手先組」と言われる桝組によって支えられた83坪あまりの雄大な屋根を有した豪壮な建物だよ。
「敵国降伏」の扁額がかかっているのも、この楼門で「伏敵門」と呼ばれることもあるんだ。
扉の太閤桐の紋様彫刻は江戸時代の名匠・左甚五郎の作と伝わっているよ。

 

<本殿・拝殿(国指定重要文化財)>

筥崎宮の本殿・拝殿は、醍醐天皇の延喜21年(921年)に大宰少弐藤原真材朝臣が神のお告げにより神殿を造営し、長徳元年(995年)に大宰大弐藤原有国が回廊を造営したと伝えられているの。

その後、元寇の戦火や兵乱などにより焼失。
現存する本殿、拝殿は天文15年(1546年)に大宰大弐大内義隆が建立したものだよ。

 

本殿は総建坪46坪にもなる優秀な建物で、九間社流造、漆塗り、屋根は檜皮葺、左右には車寄せがあるんだ。
拝殿は切妻造、檜皮葺、梁組が2重になっている素木のままの端正な建物だよ。

 

<儀式殿>

筥崎宮社務所内にある儀式殿は昭和初期に建てられ、正面に御神座を設け筥崎宮の大神様を祀っているよ。
創建以来80年以上にわたって、婚礼を執り行う場所なんだ。
とても厳かで重厚な独特な雰囲気があるの。

 

鳥居とお潮井浜 from wikipedia

 

【古くから伝わる筥崎宮のお潮井砂とは?】

 

古くから博多の日常に根付く地方習俗である「お潮井」って知ってる?

「お潮井取り(お潮井汲み)」は、空に古くから伝わる風習で、「お潮井」は筥崎宮前の海岸・箱崎浜の真砂のこと。
この砂が外出時に事故やケガなどから身を清めて、災いを払うものとして使われるんだ。

 

筥崎宮の年中行事の中には、春3月と秋9月に二度の社日祭があるよ。
この社日祭の日に、博多では筥崎宮前の海岸・箱崎浜の真砂「お潮井」を自宅へ持ち帰るんだ。
これを「お潮井取り(お潮井汲み)」と呼んでいるよ。

 

社日祭の日のお潮井は、特に効き目があると古くから言われていて、ご利益を求めてたくさんの参拝者が訪れるそう。
筥崎宮境内に置かれているお潮井浜(箱崎浜)の真砂は、厄除け開運の祈願がされているの。

また、博多祇園山笠で行われる「お汐井取り」でも、同じようにこのお潮井浜の真砂が取られるよ。

 

 

【筥崎宮の境内には隠れ家的なレストランがあるっ!?】

 

筥崎宮の境内・花庭園に隣接した場所に、隠れ家的立地のフレンチレストラン「筥崎宮迎賓館」があるよ。

 

手入れの行き届いた日本庭園を眺めながら、料理長自慢のフレンチ料理と、ソムリエが厳選したワインを楽しむことができるんだ。
また筥崎宮迎賓館では、貸切でのレストランウェティングをすることもできるので、筥崎宮での神前挙式の後に、ここで披露宴を行うカップルも多いそう。

 

また筥崎宮迎賓館の他にも、筥崎宮の境内・花庭園に隣接した場所に、オープンカフェ「筥カフェ」があるよ。
ちょっとした休憩にぴったりで、ランチやティータイムを楽しむことができるんだ。

 

巫女レモン
巫女レモン
シェフ自慢のフレンチ。。。食べたい。。。

 

 

 

【筥崎宮の住所とアクセス】

 

住所

福岡県東区箱崎1丁目22−1

アクセス

  • 【福岡市営地下鉄】 箱崎宮前駅下車→徒歩3分(1番出口)

  • 【JR鹿児島本線】 箱崎駅下車→徒歩8分

  • 【西鉄バス】 箱崎下車→徒歩3分

  • 【JR九州バス】 箱崎1丁目下車→徒歩2分

公式サイトより引用