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高取城

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高取城は奈良県高市郡高取町にあったお城で、国の史跡に指定されています。
別名「高取山城」と呼ばれており、江戸時代は高取藩の藩庁でした。

高取城は標高583m、比高350mの高取山の山上に築かれた山城です。
山上に、白漆喰塗りの天守、櫓などが29棟建ち並び、城下町から望む姿は「高取雪かと見れば、雪ではござらぬ土佐(高取)の城」と謳われました。

高取城は日本国内最大規模の山城で、日本三大山城の1つでもあります。
現在に至るまで、石垣や石塁が残されている重要な山城です。

築城は元弘2年(1322年)越智邦澄が始まりといわれており、その後織田信長によって大和国内の城は郡山城一城と定められたため、いったんは廃城。
その後、本能寺の変で信長が自害した後、1584年には支城網として、本格的に城塞へ改めました。
江戸時代には高取藩が置かれ、豊臣氏の家臣であった本田氏の後に譜代大名である植村氏が入城。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒635-0101 奈良県高市郡高取町大字高取

 

・御城印の入手場所

観光案内所 夢創舘

南法華寺(壺阪寺)

300円

日本一の山城として名高い高取城はハイキングにぴったりです。
建物はほとんど残っていないものの石垣はよく遺されていて、城跡を巡れば城の構造を知ることができます。

見どころポイントとしては、二の丸・太鼓櫓跡や、美しい紅葉に彩られる多聞櫓跡、町内の子嶋寺にある高取城の旧二の門である子嶋寺山門などです。
特に高取城は紅葉の季節がおすすめ。
高取城址周辺は綺麗な紅葉で、秋には真っ赤に染まります。
春には桜も咲き乱れるので、1年を通して楽しめます。

高取城址はハイキングコースになっており、高取町の街並みを歩けば城下町の佇まいを感じることができるのでおすすめです。