湯築城
2020年2月22日
高知城
2020年2月22日

大洲城

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大洲城は伊予国喜多郡大洲(現在の愛媛県大洲市)にあるお城。
別名「地蔵ケ獄城」「比志城」「大津城」と呼ばれることもあり、江戸時代から残る台所櫓、南隅櫓など4棟の櫓は国の重要文化財に指定されています。

大洲城は元弘元年(1331年)伊予国守護の宇都宮豊房が築城したとされており、戦国末期の永禄11年(1568年)まで237年もの間、宇都宮市の居城でありました。
その後、天正13年(1585年)に羽柴秀吉は四国平定を果たし、小早川隆景は湯築城を居城として、大洲城を枝城としました。

大洲城は明治21年に天守が取り壊されてしまったものの、4棟の櫓は解体を免れています。史跡は暗り門跡、本丸井戸、櫓下御門跡、内堀跡などがあります。
天守は4層4階建てで、平成16年に木造で復元されています。

台所櫓は大洲城に現存する櫓の中で最大級のもの。
内部に土間を配して煙り出し用の格子窓が開けられています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒795-0012 愛媛県大洲市大洲903

 

・御城印の入手場所

入場券売り場

300円

大洲城の名物といえば、「大洲城歓迎はたふり」です。
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が鉄橋をゆっくりと渡る時に、大洲城本丸からのぼり旗を振って歓迎します。
一緒に旗を振りたい方は誰でも参加が可能です。
開催日は毎週土曜・日曜・祝日で、時間は15時16分頃と、16時25分頃の2回となっています。
旗を振るのもいい思い出になりますし、せっかくならば伊予灘ものがたりに乗って、電車の中から大洲城の歓迎はたふりも見てみたいものです。

また大洲城がある大洲市街地は城下町の雰囲気が残っています。
明治40年に完成した有名な臥龍山荘、おおず赤煉瓦館、日帰り温泉施設などもあり、観光スポットが充実しています。