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三原城

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三原城は備後国御調郡(現在の広島県三原市)にあったお城。
国の史跡であり、続日本100名城にも選定されています。

最盛期には天守台を北にいただいた本丸、東・西・南側に二の丸、それらの東側に三の丸と東築出、西側に西築出を設けていました。
海に向かって舟入りを開いており、郭を隔てる縦横の堀の重なるも加わると、満潮時には海に浮かんだように見えたことから「浮城」とも呼ばれたそうです。

三原城は永禄10年(1567年)頃に毛利元就の三男である小早川隆景によって、大島・小島をつないだ埋め立て地に建て始められたのが始まりと言われています。
現在は天守台、舟入櫓の一部しか残っていないものの、当時は西は約900m、南北には約700mの長さがありました。

天守台は広島城の天守閣が6つも入る日本有数の広さです。
またアブリ積みという特殊な工場は古代の石積み形式を400年以上立派に伝えています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒723-0014 広島県三原市城町

 

・御城印の入手場所

うきしろロビー観光案内所

300円

広島県三原市で毎年8月の第2金土日の3日間で開催されるやっさ祭りは約7000人の踊り手が三原駅前を中心に踊るお祭りとして有名です。
このやっさ祭りは、戦国武将の小早川隆景が三原城を築いたことを祝い、城下の人たちが踊ったのが始まりとされています。
当時、城下の人たちは老若男女問わず、三味線、太鼓、笛などを打ち鳴らし、祝酒に酔って思い思いの歌を口ずさみながら踊りだしたそうです。

また、三原城は駅から徒歩0分でアクセスできるお城としても有名。
山陽本線「三原駅」は城の中を通っているため、駅からすぐにお城巡りができるのです。
三原城のシンボルといえば巨大な天守台です。
巨大な天守台を所有しているにも関わらず三原城には天守が築かれることはなかったそうです。
石垣の積み方、美しい勾配は圧巻です。