玉林城
2020年3月8日見寄ヶ原城
2020年3月8日苦辛城
苦辛城は、鹿児島にある自然の川や崖を利用した連郭式(れんかくしき)山城です。
郭には土塁、緩やかな斜面には郭を守るための帯曲輪(おびくるわ)の取り巻きがあり
現在のところ15箇所の曲輪と20箇所の空堀、27棟の建物跡、水溜跡、竈跡のある大規模な城跡と判明しています。
城の周りに生えていたくらら(苦参)というマメ科の薬草から苦辛城の名前の由来となり、それ以前は鞍良城と記されており、江戸後期から苦辛城と記されるようになったと言われています。
このくららという草には、健胃、利尿、解熱、回虫駆除に効果があると言われています。
しかしながら、飲むと目がくらがむほど辛いという薬草ですが毒草であり使用を間違うと呼吸困難などで死に至る場合もありますので素人が手を出すと危険です。
〒891-0103 鹿児島県鹿児島市皇徳寺台2丁目50