長篠城
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大草城 (尾張国知多郡)
2020年2月15日

清洲城

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かつて尾張国春日井郡清須(現在の愛知県清須市)にあった清洲城。
城のあった場所は鎌倉街道と伊勢街道が合流する交通の要所でした。

主な城主は斯波氏、織田氏、豊臣氏、福島氏、尾張徳川家。

1405年(応永12)、幕府官領・斯波義重が築城。初代城主として居城していました。
(尾張守護所である下津城の別郭として建てられました。)

1418年(応永25)に義重が死去。
孫・義敏の時代になり、1476年(文明8)戦乱で焼失した下津城に代わって守護所として機能し始めます。

1555年(弘治元)に織田信長が入城。
1560年(永禄3)にこの城から桶狭間の戦いに出陣し勝利。10年間居城としました。
このことから、出世城とも呼ばれています。

また、信長の後継者を決める「清州会議」の舞台にもなりました。
1586年(天正14)に信長の次男・信雄によって改修が行われます。

1600年(慶長5)の関ヶ原の戦い以降は清洲藩の本拠として利用されました。

1609年(慶長14)、徳川家康による「清州越し」の指示で廃城。
名古屋城築城のための資材として解体されました。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒452-0932 愛知県清須市朝日城屋敷1−1

 

・御城印の入手場所

清洲城受付

清洲ふるさとのやかた売店

300円

名古屋城御深井丸おふけまるの西北隅櫓には清須城天守の古材が使用されました。

現在は城跡の一部が清州公園、および清州古城跡公園として整備されています。
さくらの名所としても知られ、毎年3~4月に清洲城桜まつりが開催されます。

1989年(平成元年)に模擬天守が築かれました。
東海道新幹線の車窓から臨むことができます。

NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』
三谷幸喜監督の映画『清州会議』
の舞台にもなりました。