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2020年2月25日

唐津城

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唐津城は佐賀県唐津市にあるお城。

唐津市街北部に位置する満島山に位置する唐津城は、唐津湾に突き出た満島山頂に本丸が配され、その西側に二の丸、三の丸が配された連格式平城です。
北側は唐津湾に面しているため、海城ともよばれており、現在でも直接海に聳える石垣が見られます。
満島山を中心に鶴が翼を広げたように見えることから「舞鶴城」とも呼ばれています。

唐津城は江戸時代初期の慶長7年(1602年)~慶長13年(1608年)にかけて築城され、江戸時代を通じて唐津藩の藩庁となりました。
二の丸に藩庁御殿が建築され、三の丸は侍屋敷となっており、天守は天守台までしか建築されませんでした。
現在の天守は慶長期の様式で建築されていたと想定して、再建されたものです。

唐津城を築城した寺沢広高は、土木事業に長けており、防風林として松原の保護育成を行いました。
これが日本三大松原として現在にも残る虹の松原になっています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒847-0016 佐賀県唐津市東城内8

 

・御城印の入手場所

唐津城天守閣 1階売店

200円

唐津城の天守閣5階は展望台になっていて、玄界灘、松浦潟など眺望が開けています。
天守閣までは石段を歩いて登る他、エレベーターを利用して登ることもできます。

城周辺にある舞鶴公園は、桜やフジの花の名所としても知られており、春にはお花見客も多く訪れるそうです。
また唐津城は夜にライトアップもされるので、美しい天守閣の姿を眺めることができます。

唐津城の見どころは石垣です。
2008年に築城400年を迎えた唐津城は、石垣修復工事によって石垣の石の表面についたコケや汚れも綺麗に洗浄されています。
唐津城の石垣には大きな石がたくさん使われているので、迫力があります。

また日本最長の美しき松原「虹の松原」もぜひとも訪れておきたいです。
唐津城の東側、松浦川に沿うように長く伸びた海岸線には長さ4㎞、幅500mにも及ぶ松林が伸びています。
唐津城の展望フロアから眺めると、この松原がひときわ目を引き、美しい弓なりが広がっています。