安土城
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八幡山城
2020年2月16日

観音寺城

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観音寺城(かんのんじじょう)は、滋賀県近江八幡市安土町にあった山城。

支城には、和田山白、箕作城、長光寺城、佐生城などがあります。

観音寺城は繖山に築かれた近江国守護佐々木六角氏の居城であり、現在は城跡が残ります。
佐々木氏城跡と呼ばれることもあり、国指定の史跡です。
城跡は昭和44年に2年にわたって発掘。

築城のはっきりした年代はわかってはいないものの、戦国時代に六角高頼が、家臣である伊庭行隆・山内政綱に命じて築城させたと言われています。
山頂部に樹間に本丸跡の石垣、石段、平井丸、落合丸、池田丸の3つの城郭跡が残っています。
また籠城に備えた命水である大夫殿の池や、山上の雨水が石垣を崩さないようにつくられた石畳の樋など、工夫が凝らされた山城であることが分かります。

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒521-1331 滋賀県近江八幡市安土町石寺

 

・御城印の入手場所

観音正寺の受付

観音正寺の納経所

350円

観音寺城は「信長の野望」という戦略シュミレーションゲームでも、京都御所を攻略する上で「鍵」となる拠点として登場しています。
観音寺城は、信長が築城したかの有名な「安土城」からも近いところにありました。

国の史跡、日本100名城、日本五大山岳城、日本五大山城にも選べられていて、典型的な山城になります。
名前の由来は、繖山(きぬがさやま)の山頂付近に「観音寺」というお寺があったことから観音寺城と名付けられたそうです。

観音寺城の規模は日本屈指の大きさを誇ると言われています。
ただ、権威や政治権力を強調した城であったため、虎口や竪堀はごくわずかでした。

観音寺城の本丸と推定されている郭は標高395m。
徒歩の場合、中腹にある桑実寺から観音寺城・本丸跡地まで徒歩30分の登山になります。