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蒲生城

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蒲生城は鹿児島県姶良市にあるお城。
保安4年(1123年)に藤原ちか清が、蒲生の院の総領職に補せられて蒲生・吉田を領し居城としました。

蒲生城は城の地形が龍が伏した姿に似ていることから、別名「竜ヶ城」「龍ヶ城」とも呼ばれています。
東に建昌・帖佐城、西に北村城、南に吉田・岩剣城、北に山田・松坂城等七支城を備え、難攻の称高き堅城でした。

しかし、島津貴久による「三州平定」において、城に火を放ち落城。135年間の居城であったと言われています。
現在蒲生城の二の丸跡は、その範囲が桜公園になっており、さくらの名所としても親しまれています。二の丸跡は四方の山を見下ろす高台にあるため、眺望は抜群です。

〒899-5304 鹿児島県姶良市蒲生町下久徳

 

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蒲生城跡は現在桜公園として整備されています。
桜公園下の展望台付近では、いくつかの土器や陶器の破片も出土しており、見張りのための櫓も設けられていたそうです。
また二の丸跡は、薬師堂跡と伝えられ薬師如来を安置した堂がありました。
二の丸と三の丸の間には腰曲輪と呼ばれる小規模な曲輪が帯状に設けられています。階段状に曲輪を築き全面の前郷・後郷川を自然の堀として活用し、地形上守りやすく攻めにくい、天然の堅城としても有名だったそうです。

蒲生城跡の登城道はよく整備されているので歩きやすいですが、曲輪を見ようとするとかなりの藪の中になってしまいます。
蒲生城は大隅・薩摩国の境目の城であり、長くこの地で勢力を張った蒲生氏の本拠地でもあります。
二の丸までは車で登れるので、比較的訪れやすい山城といえるでしょう。

 

鹿児島県の御城印は

・御城印の入手場所

宙の駅 

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