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河後森城

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河後森城は愛媛県北宇和島郡にある山城で、国の史跡にも指定されています。
四万十川の支流である広見河、堀切川、鰯川に囲まれた独立丘陵上にある河後森城は、山頂の本郭を中心に、二段・三段の平坦地が設けられており、馬蹄形に曲輪が設けられていました。

馬蹄の中央は風呂ヶ谷と呼ばれる谷戸になっており、発掘調査によって掘立柱建物跡が複数確認されています。
また、16世紀~17世紀には大きな改修があったとされており、瓦葺きの建物や多聞櫓などの存在が確認され、天守のような建物が存在していたそうです。

河後森城には渡辺氏が代々居城、その後当地を治めた藤堂高虎は河後森城の天守を板島城(現在の宇和島城)に移築したという伝承が残っています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒798-2104 愛媛県北宇和郡松野町大字富岡

 

河後森城の城跡はしっかりと整備されているので、山城ですが城巡りがしやすいでしょう。
分岐点にはしっかりと案内板があるので迷うこともありません。

また河後森城は山城ですが、城跡内でスタンプを押すことができるので、スタンプ集めをしている城ファンには外せません。
スタンプは、西第十曲輪にある馬屋で押すことができます。

馬屋にはペーパークラフトのようなもので作られた馬がいるのでぜひチェックしてみましょう。

道は全体的に険しくなく、傾斜がきつい場所は階段になっているので歩きやすいでしょう。
ハイキング感覚で城巡りできます。
本郭は高台になっているので、眺めは最高です。