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会津若松城(鶴ヶ城)

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かつて福島県会津若松市にあり、東北三名城および福島県三名城の一つである会津若松城。

別名「若松城」「黒川城」「会津城」。
地元では「鶴ヶ城」と呼ばれています。
本丸を中心に西出丸、北出丸、二の丸、三の丸で構成。

1384年(至徳元)に葦名直盛が東黒川館として築城。
改修ののち「黒川城」とその城下が成立し天下の名城となりました。

1589年(天正17)、葦名氏を滅ぼした伊達政宗が城主になります。
伊達氏が豊臣秀吉に臣従すると、1592年(文禄元)蒲生氏郷が城主となり改修。
若松城と呼ばれるようになりました。

1868〜1869年(慶応4〜明治2)戊辰戦争の一つ、会津戦争において新政府軍に襲撃され落城。
1874年(明治7)、石垣を残して取り壊されます。

1965年(昭和40)、寄付により再建。
2011年(平成23)、赤瓦への葺き替え工事が完了。

若松城跡が国の史跡に指定。
現在は「鶴ヶ城 城址公園」として整備されています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒965-0873 福島県会津若松市追手町1−1

 

・御城印の入手場所

鶴ヶ城観光案内所

300円

 

鶴ヶ城 城址公園の敷地は約69,000坪。
園内には茶室麟閣や御楽園、町方伝承館、松平家廟所などがあります。

天守の内部は博物館となっており、会津の歴史を展示。
天守閣にある2体の鯱(しゃちほこ)の瞳には2カラットのダイヤモンドが埋め込まれています。
この鯱は、1965年の再建工事を手掛けた株式会社 安藤・間が会津若松市に贈呈したもの。
当時の価格で1千数百万円。

また、城址には会津藩士の西郷頼母、秋月悌次郎らの石碑や銅像が置かれています。

NHK大河ドラマ『八重の桜』のロケ地。