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吉野ヶ里遺跡

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吉野ヶ里遺跡はや弥生時代の遺跡の中でも、日本最大の遺跡です。
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがっており、弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、700年間の弥生時代の移り変わることを汁ことができます。

国の特別史跡にも指定されている吉野ヶ里遺跡はおよそ50ヘクタールにわたった環濠集落です。
1986年からの発掘調査で発見され、現在では国営吉野ヶ里歴史公園として一部は国が管理する公園となっています。

吉野ヶ里遺跡の最大の特徴は、集落の防御に関連した遺構です。
弥生時代後期には外壕と内壕の二重の環濠ができました。
V字型に深く掘られた約2.5キロメートルの外壕が囲んでいる範囲は約40ヘクタールにもなります。

多数の遺体がまとまって埋葬された石棺や、多数の土器・石器・青銅器、鉄器なども出土しています。
また、勾玉や管玉などのアクセサリー類も見つかっています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手2247

 

佐賀県といえば「吉野ヶ里遺跡」とイメージされる方も多いでしょう。
歴史の教科書にも登場する吉野ヶ里遺跡は、佐賀県の一大観光スポットとなっています。

吉野ヶ里遺跡は、吉野ヶ里歴史公園として整備されており、古代の暮らしを見るだけではなく、体験できるスポットです。
入口近くにある12mの物見櫓からは園内全体を見渡すことができます。

北内郭は吉野ヶ里集落の中で最も神聖な場所で、巨大な祭殿があります。
ここでは政治的な話し合いや祖先への祀りが行われていたそうで、神秘的な雰囲気に包まれています。
また甕棺墓列(かめかんぼれつ)は全長300メートル、約500基からなり、圧巻のスケールです。

園内の弥生くらし館では勾玉づくり、火おこし体験、土笛づくりなどの体験ができますよ。