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高山城

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高山城は鹿児島県肝属部肝付町にあるお城。
別名「肝付城」と呼ばれる山城で、国の史跡に指定されています。

平安時代末期に島津壮の弁財使に任じられた平兼貞の子孫がこの地に定住したことが始まりと言われています。
現存に残るような城郭ができたのは、南北朝時代、戦国時代の争乱に備えるためであったと推測。

高山城の縄張りは、南に本城川、北に栗山川、西に高山川、東にシラス台地の急崖があるという天然の要害に立地していたことから、難攻不落の城とも言われていました。さらに高山城は山地から南西方向に伸びる丘陵地を横切って空堀を作り曲輪を形成していたと言われています。

現在、高山城跡には、大手門と搦手門跡には看板が立てられており、本丸、二の丸、三の丸の区別もしやすい状態で残存。
本丸は原型が崩れかかっているため、少し分かりにくいかもしれません。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町新富

 

・御城印の入手場所

宙の駅(通販でも購入可能 / 令和元年時点の情報)

300円

 

18代にわたりこの地を治めていた肝付氏の本拠地であった高山城。
肝付氏は、島津氏に敗れた後、阿多(現在の南さつま市)に移封されることになります。

高山城は1945年に国指定の文化財にもなっており、残された城跡は本丸、二の丸、山伏城、奥曲輪などが空堀で区画されているだけです。
高山城跡は綺麗に整備されており、登城道は基本的にまっすぐで細い杉並木ですので、見学しやすくなっています。
ただスズメバチがでることがあるので、見学する際は気を付けておきたいです。

また、城の西側の低地には土小路、弓場地、馬乗馬場があり、総面積は50ヘクタールもあったそう。
難攻不落の大規模なお城でした。

 

鹿児島県の御城印は

・御城印の入手場所

宙の駅 

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