神田明神はアニメの舞台になっている?アニメ「ラブライブ!」の聖地やパワースポットをご紹介!
2024年6月15日日本で唯一の蘇鉄枯山水庭園がある妙国寺は歴史的事件が起こった場所!?
2024年6月15日神田明神は古くから地元民に愛されている神社であり、近年ではアニメの聖地としても人気を集めているの。
実は神田明神の境内にはたくさんの見どころスポットがあるんだ。
今回は神田明神のおすすめスポットや神田明神境内末社についてまとめてみよう。
目次
【まだまだある!神田明神境内のおすすめスポットを徹底解説】
神田明神の境内にはここまでに紹介したところ以外にもたくさんの見どころがあるんだ。
ここでは神田明神を訪れたらぜひともチェックしておきたい見どころをまとめてみるね。
<隨神門>
神田明神の魅力の1つであると言っても過言ではないのが「隨神門」だよ。
昭和天皇の即位50周年を記念に再建された門で、荘厳な彫刻が圧巻なんだ。
だいこく様の神話を表したデザインになっているよ。
朱色に金の装飾が実に豪華で、思わず見上げてしまう人が多数。
隨神門の周りには、四神(朱雀・白虎・青龍・玄武)と呼ばれる霊獣がおり、表情や彩り、神話の再現など細部までこだわり抜かれているの。
内側には因幡の白兎も彫られているんだ。
外側正面には豊磐間戸神(とよいわまとのかみ)と櫛磐間戸命神(くしいわまとのかみ)の隨神像があるよ。
この随身像は安土桃山時代から江戸時代に活躍した加藤清正公がお手植えした樹齢500年の楠を使って作られたものなの。
また門の側には手水舎も設置されているため、手を清めてから門をくぐることができるんだ。
<御神殿>
神田明神の御神殿は、徳川幕府の家紋が特徴的。
江戸幕府によって建立された社殿であり、建物内には徳川家の家紋である「葵紋」が刻まれているよ。
外装は朱色をベースに緑の屋根が神秘的な雰囲気となっているの。
東京大空襲で多くの建物が焼失したにも関わらず、この御神殿は鉄筋コンクリートで建造されていたため損害はほとんどなかったそう。
そのため、戦後復興の象徴として地元民から愛されているよ。
社殿の柱、角の骨組み、伝統美溢れる天井など見どころがたくさんあるので、ぜひゆっくりデザイン性を堪能してみよう。
<祭祀殿・資料館>
祭祀殿・資料館は、御神殿の裏側に位置する建物。
神田祭に関する資料は宝物などが、数多く展示されているよ。
また、祭祀殿・資料館ではアニメとコラボした特別展が開催されることでも知られているの。
サブカルチャーと歴史の調和を楽しむことができるんだ。
時代劇でもおなじみの銭形平次の碑が神田明神境内にはあるんだ。
銭形平次と言えばテレビの時代劇のイメージが強いよね。
実は銭形平次の原作は野村胡堂氏の「銭形平次捕物控」という小説なんだ。
銭形平次は御用聞きと呼ばれる役割で、警察の非公認の協力者のような立ち回りだったの。
卓越した推理力で次々と難解な事件を解決していくんだ。
銭形平次が住んでいた家は小説の中では「神田明神の下」という設定になっているため、神田明神境内に日本作家クラブが発起人となって銭形平次の碑が創建されたよ。
小さな記念碑でありながら、碑の周りは木々で囲まれており、荘厳な雰囲気が漂っているの。
<角田竹冷の句碑>
神田明神の境内には、角田竹冷の俳句が書かれた石碑があるの。
石碑には「白うをや はばかりながら 江戸の水」と書かれているよ。
これは白魚もとれる神田川の水は、恐れおおくも、その昔将軍さまのお茶の水にも召されたという江戸一番の名水であるという意味なんだ。
角田竹冷は弁護士にあたる代言士として働きながら、俳人として活動しており、正岡子規と競い合っていたことでも有名なの。
角田竹冷は、その後旧神田区の初代区会議長や衆議院議員を務めており、政治家としても活動していたよ。
<さざれ石>
神田明神の境内には、日本国歌「君が代」でも歌われるさざれ石が置かれているの。
さざれ石とは小石が集まって、1つの大きな岩となったものなんだ。
さざれ石の性質から、永久に続く団結や繁栄の象徴として、君が代にも登場しているよ。
<大イチョウ>
さざれ石の隣にある大イチョウは、神田明神の御神木。
初代の大イチョウは倒木の危険があるため伐採されてしまったの。
現在は初代の大イチョウを親木とした2代目になるよ。
<千社札の碑>
千社札の碑は200枚以上の千社札が刻み込まれた碑で、平成12年(2000年)に建立。
千社札とは、江戸時代中期から流行した千社詣が始まりとされているの。
参拝者は自分の名前や屋号を記した紙札を社寺に貼ることで、ご利益が得られたそう。
はじめ千社札は手書きであったものが、浮世絵の技術が発展しても木版多色刷りの札が作られるようになると、デザイン性の高い千社札がたくさん見られるようになったよ。
<力石>
力石はかつて若者たちが力試しに用いた大石。
若者たちが力くらべに使った20~30貫くらいの石を「大石」と呼び、全国各地の神社仏閣などにあったの。
神田明神の力石は直径80㎝、短径67㎝で文政5年(1822年)12月に柴田四郎右衛門が持ち上げたものなんだ。
<国学発祥の碑>
荷田春満が初めて国学の教場を開いたのが、神田明神社家芝崎邸内であったそう。
そのため境内には国学発祥の碑が創建されたよ。
国学は江戸において、荷田春満が始めた学問になるよ。
<千社札納札所>
千社札納札所は、境内の美観を保ちつつ、千社札愛好家の意思を尊重するため、神門回廊一部に設置されたの。
社務所に届け出れば誰でも納札することができるよ。
<水野年方顕彰碑>
水野年方は江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師。
水野年方顕彰碑は千代田区指定有形文化財にもなっているよ。
材質は石、寸法は高さ378.4cm、六角形の一辺40.7cm。
<鳳輦神輿奉安殿>
鳳輦神輿奉安殿は神田祭神幸祭に出させる神社鳳輦や神輿2基が保管されているよ。
神田祭の時にはこの場所で「鳳輦神輿遷座祭」を執り行うことになるの。
<鉄製天水桶>
鉄製天水桶は千代田区有形民俗文化財に指定されている鉄製の手水桶。
権現造で、鉄骨鉄筋コンクリート・総朱漆塗となっているよ。
<小唄塚・小唄作詞塚>
小唄塚・小唄作詞塚は昭和の小唄作曲に大きな功績を残した吉田草紙庵を追悼するために昭和31年(1956年)に創建されたもの。
吉田草紙庵は、左官職のかたわらで、長唄を初代清元に、三味線を2代梅吉に習って、江戸小唄の作曲を手がけた人物なんだ
<氏子神輿庫>
氏子神輿庫には氏子中の神輿が約50基納められているよ。
<祖霊社>
祖霊社は神田明神を尊崇した氏子や崇敬者の先祖をお祀りするお社。
平成16年(2004年)に創建。
<神馬>
神田明神の境内には神馬がいるの。
神幸(みゆき)号・愛称「明(あかり)」という神馬で、小さい体でとても可愛いよ。
「あかりちゃん」と呼ばれ親しまれており、大きなつぶらな瞳がチャーミングなんだ。
あかりをモチーフにした絵馬も販売されており、開運招福のご利益があるそう。
<井政>
井政は江戸文化を色濃く残すカフェ。
元々は、江戸城築城の一端を担った「遠藤家」の邸宅であり、現在はカフェとして営業しているの。
2009年には千代田区有形文化財に指定されていて、奥ゆかしい木造家屋が特徴的。
井政の庭には四季折々の花が咲くから、どの季節に行っても楽しめるよ。
コーヒーや紅茶、抹茶、ジャスミンティー、レモネードなどのドリンクメニューの他、スイーツも楽しめると評判なの。
神田明神の参詣後の休憩場所としてぴったりだね。
【神田明神の末社をご紹介!7つの石鳥居くぐりが有名】
神田明神の社殿裏にはたくさんの境内末社があるよ。
ここでは神田明神の末社についてご紹介しよう。
<魚河岸水神社(水神社)>
魚河岸水神社は、現在の日本橋に魚市場があったころ、徳川家の武運と大漁祈願のために創建された神社。
1901年に神田明神の境内に安置されて以降、現在でも築地魚河岸の人々によって厚く信仰され、神事が執り行われているよ。
御祭神は弥都波能売命をお祀りしているの。
<江戸神社>
7つの石鳥居くぐりの1つである江戸神社は、神田明神境内の中でも歴史のある末社として知られているよ。
江戸神社が建てられたのは702年のことで、皇居内に創建され、大江戸最古の地主の神として崇められていたの。
1616年に神田明神が現在の場所に移ったのと同時に、江戸神社も現在の地に移されたんだ。
江戸最古の地主神として、現在でも数多くの参拝客が訪れているよ。
江戸神社の御祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。
建速須佐之男命は荒ぶる神様として有名で、疾病防除や災厄防除の神様として広く信仰されているんだ。
鳥居よりも大きな社殿の中には、2年に一度ご開帳のある江戸神社千貫神輿が奉納されているんだ。
この江戸神社千貫神輿は、神田祭で使用される御神輿だよ。
<末廣稲荷神社>
神田明神御社殿の裏手にあるのが末廣稲荷神社だよ。
末廣稲荷神社の御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、古くから庶民に厚く信仰されている神様なんだ。
宇迦之御魂神は五穀豊穣を司るため、商売繁盛に御利益があるの。
現在の社殿は昭和41年(1966年)に再建されたもの。
<三宿稲荷神社・金比羅神社>
三宿稲荷神社・金比羅神社は1つに合肥された末社。
2つの神社を参拝することができるよ。
三宿稲荷大神と金比羅大神がともに鎮座しており、現在の社殿は昭和41年(1966年)に再建されたもの。
三宿稲荷大神の御祭神は末廣稲荷神社と同じ宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)だよ。
また金比羅神社の御再任は、大物主命、金山彦命、天御中主命となるの。
<浦安稲荷神社>
浦安稲荷神社は商売繁盛を願う神社で、御社殿正面から見て左奥にあるよ。
浦安稲荷神社はもともと、往古江戸平川の河口に近い村住民によって祀られていたの。
それを天保14年(1843年)に神田明神境内に移したそう。
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)だよ。
<大伝馬町八雲神社>
大伝馬町八雲神社は御祭神に建速須佐之男命をお祀りしている社。
大伝馬町八雲神社境内には千代田区指定有形民俗文化財の鉄製天水桶が一対あるよ。
<小舟町八雲神社>
小舟町八雲神社は御祭神に建速須佐之男命をお祀りしている社。
小舟町八雲神社境内には千代田区指定有形民俗文化財の鉄製天水桶が一対あるよ。
天水桶は高さ1.4mほどにある一対のもので、四角形の基壇と台座は石製だよ。
<合祀殿>
合祀殿は平成24年(2012年)に旧・籠祖神社社地に建立。
以下の神社を合肥しているよ。
・籠祖神社(猿田彦神、塩土老翁神)
・神田明神本殿に合祀されていた八幡神社(誉田別命)
・富士神社(木花咲耶姫命)
・天神社(菅原道真命、柿本人麻呂命)
・大鳥神社(日本武尊)
・天祖神社(天照大御神)
・諏訪神社(建御名方神)
【神田明神末社の7つの石鳥居くぐりとは?】
神田明神の末社の内、石鳥居のある神社をお参りする「7つの石鳥居くぐり」が有名なんだ。
それぞれの石鳥居をくぐってお参りすれば、ボケ防止や身体健康、五穀豊穣などのご利益が得られるそう。
7つの石鳥居がある神社は以下の通りだよ。
・浦安稲荷神社
・江戸神社
・三宿稲荷神社・金比羅神社
・合祀殿
・大伝馬町八雲神社
・小舟町八雲神社
・水神社(魚河岸水神社)
【神田明神の住所とアクセス】
住所
東京都千代田区外神田2丁目16−2
アクセス
JR
中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分Metro
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分など
公式サイトより引用