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2023年1月10日東京都新宿区にある神社と言えば「花園神社」が有名だよ。
古くから新宿の発展を見守ってきた花園神社の魅力に迫ってみよう。
目次
【新宿の都会に佇む花園神社とは?】
東京都新宿区の新宿区役所のそばにある花園神社は古くから新宿の総鎮守として新宿の発展を見守り続けた神社。
元々は伊勢丹新宿区のある地域にあったものの、朝倉筑後守がその地に下屋敷を拝領されることになったため、現在の社地を変わりの地として拝領したと言われているの。
新宿駅東口から徒歩7分の場所にある花園神社は、鳥居から参道までの両サイドには建物が建っているの。
まさに大都市・新宿にある神社という感じだよね。
花園神社は創建以来、何度も火災に遭っているんだ。
1803年、1877年、太陽戦争の戦災によって全焼しており、その度に再建を繰り返したの。
再建にかかるお金は、境内に劇場を設けて、見世物、演劇、踊りなどの興行をしてまかなったそう。
現在の社殿は、鉄筋コンクリート製で、1965年(昭和40年)に再建。
【花園神社の御祭神とご利益】
花園神社では倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、受持神(うけもちのかみ)を御祭神としてお祀りしているよ。
倉稲魂神は「お稲荷さん」として知られている神様で、日本武尊は古代伝説の代表的な英雄だよね。
花園神社で行われる「酉の市」は日本武尊の命日である11月酉の日に祭礼が行われているんだ。
また受持神は「保食神」とも呼ばれていて、食べ物の神様だよ。
花園神社は新宿の総鎮守として、商売をしている事業主や会社などから信仰が厚いんだ。
ご利益としては
・開運出世
・財福招来
などにあやかれるよ。
【花園神社の酉の市(大酉祭)】
毎年11月の酉の日に花園神社境内で行われるのが「酉の市」だよ。
この酉の市は関東三大酉の市の1つであり、商売繁盛の熊手などを求めて、毎年60万人もの参拝客が来るそう。
酉の市は御祭神・日本武尊が東夷征伐の戦勝祈願をし、帰還の時にお礼参りをしたことにちなんで、日本武尊の命日である11月の酉の日に開催されているんだ。
この酉の市は、明治時代に始まったもので、今時珍しい見世物小屋が立つことでも知られているよ。
商売繁盛の熊手の露天商だけではなく、靖国通り側の参道では様々な出店が出るんだ。
花園神社の酉の市でお授与いただけるのは
・開運熊手守
・福財布
・破魔矢守
で「開運熊手守」は運・人・仕事をかき集めることができると言われているの。
開運熊手守をご授与いただく時には、「小さめのものをご授与いただく」ことがポイント。
熊手の御利益で出世していくときに、少しずつ大きくしていくのが習わしなんだ。
開運と出世を大きくしていくから、最初は小さい熊手からご授与いただくのが暗黙のルールだよ。
【花園神社のおみくじはお土産にもぴったり】
花園神社には個性的なおみくじがたくさんあるの。
・きつねみくじ
きつねみくじは、お稲荷さんにちなんできつねがモチーフになっているおみくじ。
素焼きに手書きのきつねは、口に巻物を加えているものと、玉をくわえているものがあって、2つをセットで引くこともできるんだ。
きつねの底にある赤い紐を引っ張ると、中からおみくじが出てくるよ。
・だるまみくじ
木に紅白のだるまが描かれた「だるまみくじ」も人気があるよ。
陰陽五行説からきた緑=木、赤=火、黄=土、白=金、紫=水の5色のひもを引っ張るとおみくじが出てくる仕掛け。
きつねみくじもだるまみくじも、手描きなので表情は1つ1つ違うの。
好みのお顔を選ぶ楽しさがあるね。
・筒みくじ
シンプルなデザインの筒型になったおみくじ。
花柄の筒みくじもあるよ。
【花園神社の見どころを徹底解説】
花園神社の境内には末社など様々な見どころがあるよ。
ここでは花園神社のおすすめスポットをまとめてみよう。
<大鳥居>
花園神社の大鳥居は新宿1、2を争う大きさを誇るよ。
鉄製で1996年(平成8年)に建てられたもの。
<拝殿>
創建以来、幾度も大きな火災に見舞われた花園神社では、その度に社殿を再建。
第二次世界大戦後、社殿が老朽化したため1965年(昭和40年)に鉄筋コンクリート造りの社殿・社務所を創建したんだ。
拝殿は綺麗に朱塗りされているよ。
<宝物殿>
拝殿の左側にある宝物殿は、赤と金の美しい建物。
本社神輿と雷電神輿の2基、獅子頭が納められているよ。
<威徳稲荷神社>
花園神社の境内にある末社「威徳稲荷神社」は、若い女性を中心にパワースポットとして人気を集めているんだ。
威徳稲荷神社の御利益は
・夫婦和合
・子授け
・縁結び
・恋愛成就
などがあるの。
御祭神は稲荷大明神、「穀物の神様」「農耕の神様」として知られているよ。
<納め大明神>
拝殿の右側にある納め大明神は、古くなった神札や神符(花園神社のものに限る)を納める場所。
<芸能浅間神社>
花園神社の末社「芸能浅間神社」は1928年(昭和3年)に建設。
1965年(昭和40年)に現在の場所に移転したよ。
古くから花園神社では、境内に劇場を設けて見世物や演劇、踊りなどを興行し、社殿の再建を果たしてきた歴史があるの。
そのことが関係して創建されたのではと言われているよ。
芸能浅間神社の御祭神は、木花之佐久夜毘売という女神で、全国の浅間神社でお祀りされているんだ。
演劇や歌曲など芸能関係の奉納が多いことで有名だよ。
またお社の隣には、宇多田ヒカルの母親として知られる歌手・藤圭子の歌碑もあるんだ。
<芸能浅間神社の井戸>
芸能浅間神社にある井戸は、戦前に使用されていたけれど、戦後上水道の普及に伴い埋め立てられたんだ。
現在は、テレビ東京の『新宿に井戸を掘る』企画で約70年ぶりに浅間神社境内内に再興されたよ。
<二宮金次郎像>
四谷第五小学校建設中の1933年(昭和8年)、長崎武文氏の父・佐次郎氏が千葉から荷車で運んできたもの。
四谷第五小学校が廃校になるに伴い現在地に移設したんだ。
二宮金次郎と言えば、かつては多くの小学校に設置されていたけれど現在ではほとんどが撤去。
区内では希少となっていて、文化資源として知られているよ。
【花園神社の住所とアクセス】
住所
東京都新宿区新宿5丁目17−3
アクセス
●東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口 徒歩0分
●JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口 徒歩7分
など。
公式サイトより引用