日本三大神宮の1つ、京都府亀岡市の出雲大神宮は京都No1のパワースポット?!
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日本三大神宮の候補地の1つである、京都府亀岡市の出雲大神宮は「日本一の縁結びの神様」と呼ばれているの。
今回は、絶対に見ておきたいおすすめのスポットや、縁結びに関するスポットを紹介するね。
目次
【出雲大神宮のおすすめスポットとは?】
出雲大神宮にはたくさんのおすすめスポットがあるよ。
<本殿>
社殿は元明天皇の和銅二年(709年)に建立。
現在の本殿は、鎌倉時代末期の元徳年間、あるいは貞和元(1345年)に足利尊氏が修造した事が当時の史料から分かっているよ。
本殿の造りは、中世神社建築に多く見られる三間社流造平入で、建坪15坪弱、檜皮葺を施しているの。
明治39年(1906年)に旧国宝、現重要文化財に指定。
平面は正面に一間の向拝をもうけ、前庇を外陣、身舎を内陣・内々陣にあて、奥に行くに従い格式を高めているよ。
<拝殿>
拝殿は、入母屋造、妻入。
本殿と同じく檜皮葺を施した、舞殿形式の建物で明治11年(1878年)に官費によって造営されたんだ。
この拝殿では、各種祭や御神楽「浦安の舞」が奉納されるよ。
<夫婦岩>
御神石・夫婦岩は、寄り添うように並んでいる2つの岩で、出雲大神宮境内の中でも特に縁結びのご利益があるとされているんだ。
まずは、社務所で「縁結びお守り」を購入して、お守りについている赤い紐を用意しよう。
その赤い紐を、縁結び祈願しながら五円玉と一緒に、夫婦岩に外れないように結ぶと、縁結びのご利益があると言われているの。
夫婦岩の後方には、絵馬がたくさん奉納されていて、縁結び用の絵馬はハートの形をしているよ。
出雲大神宮にあるおみくじは、通常のおみくじと恋みくじが用意されているの。
<招霊木(おがたまのき)>
出雲大神宮の境内にある招霊木は、樹齢1500年以上と推定されるモクレン科の木だよ。
樹高は15m、胸高幹周は1.55mなの。
この木は、参拝者に神徳を与え、人々に幸福を招くと伝えられていて、神宿る木として崇められてきたよ。
3月中旬~下旬には可憐な花をつけ、10月に赤い実をつけるよ。
<真名井の水>
古来より、御神体山より絶えず湧き出ている清き霊水「真名井の水」は天下の名水、奇跡の水と言われているの。
真名井の水は、「如何なる病にもよく効く痛み止めの水でもある。天下の名水なり。」と紹介されていて、冷たくおいしい水なんだ。
ありがたいお水とその御神徳を聞きつけた参拝者が、このお水を求めて参拝するの。
遠方からタンクを持参して、来る人もたくさんいるんだよ。
真名井の水は、古生代の石灰岩層をつたって火山噴火でできたマグマの接触変成岩壮から湧き出ているうまい水で、ミネラルがバランスよく含まれている理想的な水であると、日本水質保険研究所の調査結果も出ているんだ。
この真名井の水のような水質の水は、とても珍しく、パワースポットに湧く奇跡の水なの。
真名井の水では、神様の恵みに感謝して、まずは手水で手を洗うよ。
口をすすぎ、本殿にお参りをした後に、水を汲むようにしよう。
ちなみに、神社では煮沸して水を飲むことをおすすめしているよ。
毎月第4日曜日の午前11時からは大地の恵みと神様に感謝を込めて、御祈願するお祭り「真名井の水感謝祭」も行われているんだ。
感謝祭に参列する場合は、ペットボトルに名前を記入しておこう。
ペットボトルは1人1本限り、容量は2リットルまでとなるよ。
縁結びのご利益と相まって、さらにパワーアップが期待できるね。
<しあわせ、なでうさぎ>
「しあわせ、なでうさぎ」は出雲大神宮のご祭神である大国主命様に助けられた日本神話「古事記」に出てくる因幡の白兎のモチーフだよ。
神様のお使いである白兎は、飛び跳ねることから運気が上昇する、飛躍を象徴する動物とされているの。
この白兎の体をなでることで、幸せが訪れると言い伝えられているよ。
また、自分自身の体の痛い部分と同じところをなでると、痛みや病気を除去することができるとも言われているんだ。
この「しあわせ、なでうさぎ」は一ノ鳥居の前にあるので、参拝した際にはぜひ優しくなでてみよう。
<御蔭の滝>
御蔭(みかげ)の滝は、竜神乃神をお祀りする滝として、古くから地域の源として崇められている滝だよ。
<辨財天社(べんざいてんしゃ)>
天照大神への忠誠を示すため、誓約が行われ、天照大神は素戔嗚尊の剣を砕いて息吹をかけたところ、三女が生まれたそう。
宗像大社にはこの三女神がお祀りされていて、その一人の御分霊をお祀りしているのが、辨財天社なんだ。
<稲荷社>
全国にたくさんお祀りされ、「お稲荷さん」で親しまれている穀物の育成を司る神様だよ。
母神は黒太夫社御祭神の大山祇神の子・神大市比売で、素戔嗚尊との間に生まれた御子神でもあるよ。
<御蔭山>
神々様が御降臨された御神体山である御蔭山。
出雲大神宮の本殿が建てられる以前から、公武を問わずに尊崇を集めてきたんだよ。
古くは「千年山」とも呼ばれていて、永続の根本として、国の最も優れた中心地であったんだ。
御蔭山は国祖として知られる「国常立尊」がお鎮りになっていて、「富士古文書」によると出雲大神宮の御祭神・三穂津姫命が御奉仕し、御蔭山に葬られたと記されているよ。
<磐座(いわくら)>
本殿裏の御影山(千年山)を御神体として、岩や水に運気が宿っているよ。
この磐座は、ご縁を呼び込むご神力があると言われていて、パワースポットとして有名なんだ。
パワースポットである磐座を見に、全国から参拝者が訪れているよ。
【出雲大神宮では縁結びのお祭りがある?】
縁結びの神様として知られる出雲大神宮では、毎月第4日曜日の午後2時から、「えんむすびまつり」を行っているよ。
本殿で縁結びのご祈祷を受けて、その後、赤い糸を夫婦岩に結び、素敵なご縁を結ぶように祈願するんだ。
えんむすびまつりの時のみに授与される絵馬もあるそう。
えんむすびまつり限定の絵馬は、自分で色を染められるとあって人気を集めているよ。
縁結びをしたい!という人は、ぜひえんむすびまつりに参加してみよう。
運命の人と結ばれている「赤い糸」は、神代の昔、とても美しい姫君のもとに夜ごと美麗な男が通っていたそう。
やがて姫君は子供を身ごもり、相手の男のことを知ろうと、男の衣の裾に赤い糸を結わえ、翌朝糸をたどって行くと大国主命だったと言われているの。
【境内には隠されたハートがある?】
出雲大神宮の境内にはハートマークが隠されており、ハートを見つけると恋愛成就できると言われているんだ。
隠されたハートマークの正体は「猪目(いのめ)」なの。
猪目とは建造物から身近な器物まで広くみられるハート形に似た文様のこと。
これが、いのししの目に似ていることから「猪目」と呼ばれるようになったんだ。
古くから魔除けとされてきた猪目は、縁起が良い、日本古来の文様なの。
参拝の際にはハートのように見える「猪目」をぜひ探してみよう。
【出雲大神宮の水みくじが人気?!】
どこの神社でも、おみくじは人気だよね。
出雲大神宮で人気のおみくじと言えば「水みくじ」だよ。
この水みくじは初穂料200円を払い、留められた紙を外したら、水につけると文字が浮き上がってくるんだ。
真名井の水でおみくじを占えるというのは何とも神聖だよね。
ちなみに、真名井の飲み水とは別でおみくじ専用の場所があるよ。
他の神社にはなかなかない、とっても面白いおみくじなので、ぜひやってみたいね。