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膳所城

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膳所城は滋賀県大津市本丸町にあったお城。

大津市街の東部に位置していて、膳所崎と呼ばれる琵琶湖に突き出た土地に築かれた水城です。

膳所城は、日本三大湖城の1つでもあり、大津城、坂本城、瀬田城と並んで「琵琶湖の浮城」とも言われました。
陸続きの部分に三の丸を配置し、二の丸、北の丸、本丸は琵琶湖に突出する梯郭式の縄張りであったといわれています。
本丸には4重4階の天守が上げられ、琵琶湖水面に映える姿は里謡に「瀬田の唐橋からねぎぼし、水に浮かぶは膳所の城」と謳われました。

膳所城を建てたのは、関ヶ原の戦いに勝利し名実共に天下人になった徳川家康です。
家康は1601年東海道の押さえとして、大津城を廃城して、膳所城を築城。
膳所城は江戸城、大坂城、名古屋城など天下普請として江戸幕府が諸大名に銘じて築いた城の第1号でもあるのです。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒520-0814 滋賀県大津市本丸町7

 

・御城印の入手場所

ホテルサンルート彦根売店コーナー

330円

膳所城は、築城の名手といわれた藤堂高虎に最初に作られたお城です。

典型的な水城で、白亜の天守閣、石垣、白壁えの塀、櫓は非常に美しかったといわれています。

明治維新で廃城となり、楼閣は取り壊されてしまいましたが、城門は重要文化財で、膳所神社や篠津神社に移築されて残っています。
現在、膳所城本丸跡には、膳所城跡公園として整備されており、春には桜が多く咲き、桜の名所として人気が高いです。

膳所城跡公園は大型遊具もあるので家族連れがよく訪れます。
また、近くには大津市科学館(生涯学習センター)もあります。
公園の端から近江大橋方面には散策路が伸びているので、湖畔をぶらりと散策するにはぴったりの場所です。
公園の目の前には大海大橋を見渡すことができます。