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川越城

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川越城は埼玉県川越市にあるお城で、江戸時代には川越藩の藩庁が置かれていました。
別名「初雁」「霧隠城」とも呼ばれており、関東七名城、日本100名城にも指定されています。

武蔵野台地の北東端に位置する川越城は平山城であり、1848年に建てられた本丸御殿の一部は現存しており、埼玉県有形文化財になっています。
かつての川越城は現在の初雁公園から川越市役所に至るほどの広さがあったとされていますが、大半は失われてしまいました。
本丸御殿の一部の他、富士見櫓跡が残っており、頂には御獄神社と浅間神社が建っています。

川越城には天守がなく、城の中で一番高い所にあった富士見櫓が天守の代わりをしていたとされています。
中世から近世にかけて改築され規模を大きく変えた川越城は、藩政時代には幕府の要職についた歴代藩主が多く、幕閣の老中数7名は全国でも咲いたの藩の1つで、老中の居城であったと言われています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒350-0053 埼玉県川越市郭町2丁目27

 

川越城本丸御殿は、1848年に藩主松平斉典が造営したもので16棟1025坪の規模がありました。

本丸御殿は東日本には川越城が唯一であり、全国的にみても貴重な遺構です。
本丸御殿とは城主の住居+城主の政務する場、家臣の常駐する部屋など、城の中心であったと言われています。

現存しているのは玄関部分と、移築復元された家老詰所のみで、当時の調度品や加護、本丸御殿模型なども展示しています。

家老詰所は、明治6年上福岡市の福田屋の分家に移築され、昭和62年まで母屋として使用されていました。
この家老詰所は本丸御殿の奥に土堀で囲まれており、家老という住職の居所であったとされています。この家老詰所は全国的にも貴重なものです。