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今治城

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今治城は伊予国越智郡今治(現在の愛媛県今治市)にあったお城。
昭和28年に愛媛県史跡に指定され、別名「吹上城」「吹揚城」と呼ばれています。

慶長7年(1602年)に築城の名手といわれた藤堂高虎によって作られ、2年後に完成しました。
今治城が完成する前は、今治の支配拠点は、唐子山山頂にあった国府城でしたが、より能率的な都市経営を目指すために築城されたといわれています。
今治城の構造は、三重の堀に海水を引き入れた特異構造で、当時は海から堀へ直接船で入ることができ、海上交通の要所として海を最大限に活用したお城です。
日本三大水城の1つでもあります。

現存する今治城は、石垣と内堀がほぼ江戸時代の姿を残しています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒794-0036 愛媛県今治市通町3丁目1−3

 

・御城印の入手場所

今治城天守1階 観覧券売り場

300円

今治城の形は単純ながら、広い水堀と高い石垣で守るように築城されています。
各所に守りを固める工夫がされているのです。

今治のお堀は海につながっているため海水魚がたくさん泳いでいます。
クロダイ、ヒラメ、ボラ、ふぐなどの海水魚の他に、メダカなどの淡水魚を見かけることもできます。

見どころの1つは、築城400年を記念して再建された鉄御門(くろがねごもん)です。

関ヶ原の戦い後、徳川幕府系城郭で普及した強力な防御力を誇る鉄御門は、明治時代に撤去されたものの、平成19年に築城400年を記念して再建されました。
前面の木部全体に鉄板を鋲で打ち付けていて、江戸時代当時の建築技術の高さを垣間見ることができます。