碇山城
2020年3月4日志布志城
2020年3月4日平佐城
平佐城は鎌倉時代に薩摩氏によって築かれた平城で、南北朝時代に守護島津忠久が碇山城へ居城したことをきっかけに、平佐城も島津氏の所領となりました。
元亀元年には島津義久の直軸となり、天正8年頃からは平佐地頭には桂忠昉が就きます。
この桂忠昉は豊臣秀吉の大軍が攻め来た時に、少ない軍兵でこの城に籠もり善戦し、主君である島津義久の命よりようやく開城したことで有名になりました。
現在のJR薩摩川内駅近辺が三の丸、線路を超えて東側の平佐西小学校の辺りに二の丸があったと言われています。
本丸は芦高山から諏訪神社辺りであったと
されていますが、現在城の遺構は全く残っていません。
〒895-0012 鹿児島県薩摩川内市平佐町3057−1
平佐城があった場所は、現在平佐西小学校敷地と住宅地になっています。
江戸時代には小学校敷地に平佐麓の地頭御仮屋が置かれ、その背後の住宅地一体が麓の武家屋敷でした。
現在でも平佐城跡の近辺を散策すると、当時の武家屋敷の面影を見ることができますよ。
また、平佐城があった場所からは温泉が湧き出て「平佐城温泉」と名付けられています。
平佐城温泉は川内の街ではじめて湧き出た第一号の温泉でもあるんです。
平佐城温泉は無色透明で、泉質は神経痛や冷え性に適応している単純泉。
お湯は飲用もでき、胃腸病にも適応しています。
平佐城跡巡りをした後に、平佐城温泉につかって疲れを癒すのもよいですね。
鹿児島県の御城印は
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