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日野城

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日野城は滋賀県蒲生郡日野町にあった日本の城です。

歴史的には日野城といわれるものの、日野町には中世時代に蒲生氏が築いた音羽城もあるため、日野の地域名を取って「中野城」と呼ばれることもあります。

日野城は、天文2年(1533年)から3年ほどかけて日野の地に築城しました。
蒲生氏は、蒲生賢秀の代に織田信長の臣下になります。

本能寺の変が起こった時には、賢秀とその子供、蒲生氏郷は織田信長の妻妾一族を日野城に迎え入れたといわれています。

天正12年(1584年)蒲生氏郷は、伊勢国松ヶ島12万石に移り、その後は田中吉政、長束正家と城代が入り、慶長5年(1600年)関ヶ原の戦い以降は廃城になりました。
遺構は日野川ダム建設時に大部分は破壊されたものの、稲荷神社と涼橋神社周辺に石垣や堀の一部が残っています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒529-1628 滋賀県蒲生郡日野町大字西大路2869

 

・御城印の入手場所

ホテルサンルート彦根 売店コーナー

300円

日野城は近江鉄道日野駅の東約4.5kmにある居城跡です。

日野城跡は、映画「るろうに剣心」のロケ地にもなった場所。
伝説の最期編で緋村剣心(佐藤健)と四乃森蒼紫(伊勢谷友介)の対決場面となったのが日野城跡になります。

日野城址でのシーンは、翁(田中 泯)が満身創痍の身体を杖で支えながら石段を下りてくるところから始まります。
日野城址は、ダムが造られたため、現在は城跡だったと分かるものは土塁と堀だけです。
石垣自体は、江戸時代のもので、日野城が廃城になった後につくられたもの。
石垣は階段になっていて、上にある神社に登れるようになっています。
石段を下りきったところに小さな橋があります。映画のなかでは、この橋の手すりに竹が被せられています。

るろうに剣心ファンならば1度は訪れたいスポットです。