豪華絢爛な金色殿は圧巻!上野公園内にある上野東照宮を徹底解説!
2023年3月29日見どころ満載!日光東照宮の国宝・重要文化財を徹底解説!
2023年4月9日栃木県の神社と言えば「日光東照宮」が有名だよね。
世界遺産にも認定されている日光東照宮は、江戸幕府を築いた徳川家康公を祀る神社だよ。
今回は、世界遺産・日光東照宮の魅力やおすすめのパワースポットに迫ってみよう。
目次
【日光東照宮とは?】
栃木県日光市にある日光東照宮は、日光観光の中心地。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の豪華絢爛な社殿群があり、平成11年(1999年)12月には「日光の社寺」として世界文化遺産に登録されたんだ。
元和3年(1617年)に徳川初代将軍・徳川家康公を御祭神としてお祀りした神社なの。
【日光東照宮の正式名称は「東照宮」】
実は、日光東照宮の正式名称は「東照宮」なんだ。
東照宮と呼ばれる神社は、久野山東照宮や上野東照宮など全国各地にあるんだけど、区別するために「日光東照宮」と呼ばれているよ。
日光東照宮は全国の東照宮の総本社的な存在でもあるんだよ。
けれど、一番最初に創建されたのは日光東照宮ではなく、久野山東照宮なんだ。
久野山東照宮は、静岡県静岡市にあり徳川家康公の遺言によって埋葬された場所なの。
一方、日光東照宮は徳川家康公を神格化し東証大権現をお祀りしているという違いがあるんだよ。
【なぜ日光東照宮は作られたの?】
徳川家康公は、元和2年(1616年)4月17日に駿府城(現在の静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、ただちに久野山に神葬されたんだ。
家康公の遺言によって1年後の元和3年(1617年)4月15日久野山より、現在の地に移されお祀りされたの。
正遷宮は元和3年(1617年)4月17日に2代将軍・徳川秀忠公をはじめ、公武参列のもと厳粛に行われ、東照社として鎮座。
その後、東照宮と呼ばれるようになったよ。
【現在の社殿】
見どころの宝庫とも言われる日光東照宮は豪華絢爛な姿が魅力。
このように豪華絢爛な姿になったのは、徳川三大将軍・家光公の時代からなの。
現存する社殿群は鎮座から20年後の寛永13年(1636年)に建て替えられたものなんだ。
国宝の陽明門など55棟が建て替えられ、その費用は金56万8000両、銀百貫匁、米千石を要したと言われているの。
一大事業は「寛永の大造替」とも呼ばれ、江戸・京都・大阪など全国各地から集められた腕利きの職人たちが、1年5ヶ月という短期間で作り上げたそう。
日光東照宮は、自然の地形を生かした参道や階段を用いて、バランスよく配置された社殿群が荘厳な空間を作り出しているの。
建物には漆、極彩色が施されていて、柱にはたくさんの彫刻が飾られているよ。
これらのただのデザインなのではなく、信仰形態や学問・思想が表されているんだ。
【日光東照宮の陽明門の柱は1本だけ逆さ?!】
国宝である陽明門には12本の柱があるんだ。
その柱には屈輪(ぐり)と呼ばれる紋様の彫刻が施されているんだけど、北側(背面)の西から2本目の柱だけ彫刻の模様が逆向きになっているの。
これは「建物は完成した時点で崩壊が始まる」という意味を踏まえて、あえて1本だけ逆さに設置することで未完成ですあることを示しているそう。
未完成の状態にすることで、災いを避けている、魔除けの意味合いなんだ。
【日光東照宮のパワースポットを3選ご紹介!】
日光東照宮は江戸城の真北にあって、北の守りを固める重要な位置にあるの。
風水や陰陽道の様々な手法を使い、運気のよい場所、大地のエネルギーがみなぎる場所に作り上げたパワースポットなんだ。
日光東照宮にはたくさんのパワースポットがあるけれど、その中でも特に強大なパワーを秘めたスポットを3つご紹介するね。
<北辰の道の起点>
三猿がいる神厩舎を通りすぎ、御水舎の石畳を曲がった曲がり角、このあたりが「北辰の道の起点」と呼ばれていて、強力なパワースポットなんだ。
鳥居から見て、陽明門がうまく収まる場所になるよ。
「北辰の道」とは北極星へ向かう道という意味で、陽明門と手前の鳥居を中心に結んだ上に北極星が来るように建てられているんだ。
御水舎で手を清めてから訪れるとよいんだって。
<奥社宝塔>
徳川家康公のお墓である「奥社宝塔」は生気の発生元と言われるパワースポット。
奥社宝塔の真横と真後ろが、特に強いパワーがあると言われているよ。
隣にそびえる「叶杉」とともに写真に収めると、運気が上昇するそう。
また宮拝殿に戻る時には気を定着させるために、井戸水に触れるのがよいとされているの。
<上神道>
参道パワーストリートとも言われる上神道は、日光東照宮から二荒山神社へ続く参道のこと。
エネルギーは東照宮から二荒山神社へ向けて流れているため、流れに逆らわずに同じ方向に歩くのがよいそう。
二荒山神社もパワースポットとして知られていて、縁結びや開運で有名なんだ。
上神道の両側には石燈籠と杉の木が立ち並んでいて、癒し効果もあるよ。
【日光東照宮は御守りの種類が豊富】
日光東照宮では、表門の近くにある表番所、神厩舎横の内番所、陽明門横の特別祈祷受付所、拝殿、奥宮の授与所などで授かれるよ。
身体健全・幸福祈願の干支守りは、それぞれ十二支が描かれた小ぶりの御守りなんだ。
また鈴の音が魔を除け、心願成就に御利益があるとされる叶鈴守や、日光杉をモチーフにした叶杉守も人気があるよ。
【日光東照宮とセットで訪れておきたいパワースポット「二荒山神社中宮祠」】
日光東照宮を参拝したらぜひとも訪れておきたいのが、東照宮から徒歩10分ほどの場所にある二荒山神社中宮祠だよ。
いろは坂を上って、湯本温泉に向かう道にある二荒山神社中宮祠は、男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光市内の二荒山本社の中間にあるため中宮祠と呼ばれているそう。
この二荒山神社宮祠は、強力なパワースポットであり、招福や縁結びの神様である「大己貴命」を御祭神としてお祀りしているの。
・勝運
・商売繁盛
・勝ち運上昇
・家運隆昌
・良縁成就
・子授け
・安産
・子育て
など多種多様な御利益にあやかれるそう。
二荒山神社の見どころをまとめてみよう。
<二荒霊泉>
二荒霊泉は知恵がついたり、若返ったりすると言われている不思議な力を持つ水。
実際に柄杓を使って飲むこともできるんだよ。
<夫婦杉>
夫婦円満の御神木である「夫婦杉」はパワースポットとして人気。
夫婦円満や恋人との良好な関係を築けるパワーを授かれると言われているよ。
また中をくぐり抜けることができる樹齢約550年の御神木もあるの。
木の幹は胎内に例えられていて、中をくぐり抜けると、そのパワーを受け取れるそう。
【紅葉シーズンにはライトアップした日光東照宮を楽しめる!】
日光と言えば紅葉が有名だよね。
実は紅葉シーズン限定で日光東照宮はライトアップが行われるんだ。
表門や五重塔などが紅葉と共にライトアップされ、日中とは違った幻想的な雰囲気を楽しめるよ。
ライトアップイベントは例年3日間のみ。
10月末~11月上旬の土日祝日に開催されるよ。
【日光と言えば湯波が有名なのはなぜ?】
日光と言えば湯波が有名なんだ。
湯波料理を提供するお店が軒を連ねていて、日光東照宮近くにも湯波屋さんは多いよ。
湯波そばや湯波にぎり、揚げ湯波まんじゅうなどアレンジレシピも多いの。
京都では「湯葉」と書くものの、日光では「湯波」と表記されるんだ。
では京都の湯葉と、日光の湯波は何が違うんだろう。
日光の湯波は、膜の中央に串を入れて2つ折りにするように引き上げ幾重にも巻き上げるため、丸くてボリュームがあるのが特徴。
一方、京都の湯葉は湯波槽に移して熱を加え、膜の端に串を入れて引き上げるため、仕上がりが平たく、薄めで柔らかな歯ごたえなんだ。
日光は京都とともに、山岳信仰が盛んな時代があったんだ。
当時、全国から人々が集まり輪王寺を中心に仏教の修行をしていたそう。
その際、魚類に代わる栄養食品として好まれていたのが湯波だったの。
大豆はたくさんのたんぱく質が含まれているので栄養価が高く、保存がしやすく、軽量であったため重宝されていたんだ。
その後、湯波は位の高い皇室や神官の重要な食品となっていったよ。
江戸時代に徳川家康公が日光に祀られるようになってからは、参拝される方に出された食事に湯波が用いられるようになって定着していったんだ。
【日光東照宮の住所とアクセス】
住所
栃木県日光市山内2301
アクセス
1.電車でのアクセス
浅草 ~ 東武日光(特急けごん) : 所要時間 約1時間50分
浅草 ~ 下今市~東武日光(特急きぬ+各駅停車) : 所要時間 約1時間50分
浅草 ~ 東武日光(東武鉄道快速) : 所要時間 約2時間5分
新宿 ~ 東武日光(JR特急日光) : 所要時間 約2時間
宇都宮 ~ 日光(JR日光線) : 所要時間 約45分
など
公式サイトより引用