鹿島神宮を訪れた時には絶対に見ておきたい!おすすめスポットを徹底解説!

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関東屈指のパワースポット・香取神宮は武道や災難除けのご利益あり?

「延喜式神名帳」説の日本三大神宮は、伊勢神宮、鹿島神宮そして香取神宮になるよ。

今回は千葉県香取市にある香取神宮についてまとめてみよう。

巫女うさぎ
巫女うさぎ
伊勢神宮と鹿島神宮は紹介したよね!今度は香取神宮だよ♪

【関東屈指のパワースポットである香取神宮とは?】

香取神宮は千葉県香取市にある神宮で、下総国の一ノ宮で格式のある重要な神社の1つ。
全国にある約400社の香取神社の総本社でもあるんだ。

この香取神宮は、茨城県の鹿島神宮との結びつきが強くて、鹿島神宮・息栖神社と合わせて「東国三社」と呼ばれているよ。

そして、近年では関東屈指のパワースポットとしても注目されていて、全国からたくさんの参拝者が訪れる人気の神社なんだ。
通称「香取さま」と呼ばれて親しまれていて、春は桜の名所としても知られているよ。

神主うさぎ
神主うさぎ
関東屈指!!もの凄そうなパワースポットですよ!!

【香取神宮の御祭神は武術の神様?】

香取神宮の御祭神は武術の神様として知られている「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」だよ。

経津主大神は鹿島神宮の武甕槌大神とともに天孫降臨に先立ち、地上の争いを収めた神様としても有名だよね。
そのため武神として、武術を習う人たちから多くの信仰を寄せられているんだ。

経津主大神に由来して、香取神宮では武道・勝運や災難除け(交通安全)のご利益があるとされているよ。
何か重要な決断をする時に香取神宮を訪れて祈願するという人が多いそう。

また、同じ日本三大神宮・東国三社である鹿島神宮とペアで参拝する人もいるんだって。

神主うさぎ
神主うさぎ
鹿島神宮と同じく武術の神さまです!!

【香取神宮の歴史】

香取神宮の歴史はとても古くて、社伝によると初代天皇である神武天皇18年に創建されたとされているよ。
時期的には紀元前640年頃で、日本の歴史の中でも最も古い神宮の一つになるんだ。
大和朝廷の時代には、鹿島神宮とともに東北進出の拠点にもなっていたんだよ。

また香取神宮は、戦国時代や江戸時代には武神として武士や大名からも厚い信仰を寄せられていたの。
徳川家からも1000石を与えられているんだ。

弘仁3年(812年)以降は、20年ごとに式年遷宮が定められていたものの、元禄13年(1700年)に香取神宮の本殿が建立されてからは、遷宮は行われなくなったよ。

約37000坪の境内には、本殿、幣殿、拝殿、祈祷殿、楼門、宝物館、神徳館、弓道場、社務所などがあって、境内の神社として奥宮・鹿島新宮・又見神社・桜大刀自神社・匝瑳神社・香取護国神社など九社が奉られているんだ。

【香取神宮を訪れたら絶対に見ておきたい!おすすめスポットを解説♪】

香取神宮の広い境内には見どころがいっぱい。

今回は香取神宮を訪れた時にはぜひとも見ておきたいスポットをまとめて紹介するね。

<本殿>

本殿は元禄13年(1700年)に徳川幕府の手によって造営されたもの。
昭和52年(1977年)には国の重要文化財に指定。

屋根は檜皮葺、黒漆を基調とした色合いに極彩色で彩りを加えて、御神威の大きさを感じることができるよ。
本殿で祀られているのは、「和御魂」で、平和や調和を司ると言われる穏やかな神霊なんだ。

<楼門>

香取神宮の楼門は、本殿と同様元禄13年5代将軍・徳川綱吉が造営してもので、昭和58年(1983年)に重要文化財に指定されたんだ。

向かって右に竹内宿祢、左に藤原鎌足の随身像が安置されているの。
南側、楼上の額は東郷平八郎の筆によるものなんだよ。

神主うさぎ
神主うさぎ
香取神宮の楼門も立派ですね〜♪

<奥宮>

奥宮は、楼門より旧参道を西へ100mほど進んだ場所に鎮座している社だよ。

武神・経津主大神の荒魂を祀っているんだ。
現在の社殿は、昭和48年(1973年)に伊勢神宮御遷宮の際の古材を使ったものなんだよ。

奥宮は、本殿の賑やかさとは違い、静かで落ち着いた厳かな雰囲気が漂っているの。

本殿で祀っている和御魂とは違い、奥宮で祀っている荒御魂は、勢いのある荒々しい力を示す神霊で、「勇ましさ」や「前に進む力」を司ると言われているよ。

<要石>

香取神宮の要石はパワースポットとして人気を集めているんだ。
この要石は、地震を起こす大鯰を抑えるために、地中深くまで差し込んでいるとされる石なの。
香取神宮には両宮にこの要石があるよ。

香取神宮や鹿島神宮がある地域は、古くから地震が多く、人々がとても怖がっていたそう。
この地震は、地中に大きな鯰(ナマズ)が住み着いて荒れ騒いでいるから起こると言われていたんだ。

香取・鹿島陵神宮の大神様たちは、地中に深く石棒を差し込んで、大鯰の頭尾を刺し通されたと言われているの。
わずかに露出している頭頂部は、香取神宮では凸形で、鹿島神宮では凹形をしているよ。

貞享元年(1684年)に水戸光圀公が、香取神宮を参拝した際、この要石を家臣に掘らせたものの、その根元を見ることはできなかった…と伝えられているんだ。
どれだけ深くまであるのか、気になるよね。

香取神宮にはこの要石にちなんだおまもりなどもあるよ。
授与された方の災難を避けてくれると言われているんだ。

神主うさぎ
神主うさぎ
昔の地震はどこでも、やはりナマズが起こしていると考えられていたんだね

<朱塗の大鳥居>

参道正面にある第二の鳥居は、朱色に塗られているよ。

鳥居の朱色と周囲の老杉の緑が良く調和していて、神域の入口としてふさわしい美観となっているんだ。
桜の季節は、満開の桜を見ることができるよ。

神主うさぎ
神主うさぎ
桜の季節も素敵な景観になります

<桜馬場>

本殿よりも奥の、境内の北側にある桜馬場は、もともとは6月5日に流鏑馬式が行われていた場所なんだ。
左手奥には、鹿苑があって、参拝者の憩いの場となっているよ。
春は桜、秋は紅葉を楽しむことができるんだ。

<鳥居河岸(津宮浜鳥居)>

香取神宮の御祭神である経津主大神は、海路から上陸されたと伝えられていて、この鳥居河岸(津宮浜鳥居)は往昔の表参道口で大鳥居があるよ。
12年に1度、午年に行われる式年神幸祭には、ここから御神輿を乗せた御座船が大利根を遡るんだ。  

鳥居河岸(津宮浜鳥居)は香取神宮の最初の鳥居で、境内とは離れたところにあるの(境内から約2㎞の場所)
利根川の河川敷にあるのだけど、車道からだと見えにくい場所にあるから、見逃さないようにしよう!

神主うさぎ
神主うさぎ
海から経津主大神が来て、ここがスタートなんだね!

<三本松>

本殿の奥にある三岐に分かれた巨大な松は「三本松」と呼ばれているよ。
中央にまっすぐ、両脇に斜めに伸びている2本の松は、根元でつながっている一株の松なんだ。
中央の松は空洞になっているので、間近で見てみよう。

<鹿苑>

香取神宮には鹿島神宮と同じく、鹿苑があって鹿が飼育されているよ。
鹿は古くから神の遣いとして、大切にされてきたんだ。

香取神宮の経津主大神と鹿島神宮の武甕槌大神が、手紙でやりとりしたときに、鹿を遣ったとの言い伝えも残っているの。
鹿は香取神宮と鹿島神宮を代表する動物なんだ。

巫女うさぎ
巫女うさぎ
香取神宮も鹿さんが神さまの使いとしているんだ

<香取護国神社>

香取護国神社は参道の左手にあって、昭和21年(1946年)に創建。

明治以降の国難に殉じた香取郡出身の御霊を御祭神としているよ。
春・秋と二度の例祭が行われているんだ。

<国宝・海獣葡萄鏡>

香取神宮の宝物文化財は県指定文化財以上のものだけで、200点以上を収蔵所有しているの。

国宝は1つで海獣葡萄鏡だよ。

この海獣葡萄鏡は、正倉院と四国大山祇神社にある神鏡とともに「本三銘鏡」の1つとされているんだ。
海獣葡萄鏡は、昭和28年に国宝指定、千葉県の工芸品で唯一の国宝なの。

隋・唐時代に造られた白銅質の円鏡で、直径29.6㎝、縁の高さ2㎝、重量4560g。
葡萄唐草を地紋とし、唐獅子のつまみを中心に獅子・馬・鹿・麒麟などの獣類や孔雀・鴛鴦・鳳凰・鶏などの鳥類、昆虫などを配しているよ。

巫女うさぎ
巫女うさぎ
いろんな動物や架空の神獣が模されているんだ
巫女うさぎ
巫女うさぎ
鹿島・香取と並び称される一対の存在の神宮なので
巫女うさぎ
巫女うさぎ
香取神宮と鹿島神宮とペアで参拝したいところですね〜♪
巫女うさぎ
巫女うさぎ
桜の季節に訪れるのもおすすめです♪

 

 

 

【香取神宮・オリジナル歴史イラスト】

下総国一宮の歴史と、経津主大神の武神信仰、黒漆の社殿、国宝・海獣葡萄鏡

千葉県香取市香取に鎮座する香取神宮(かとりじんぐう)は、下総国一宮として古くから崇敬されてきた由緒ある神社です。全国に約400社あるとされる香取神社の総本社であり、茨城県の鹿島神宮、息栖神社とともに「東国三社」と呼ばれています。

香取神宮の主祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。

経津主大神は『日本書紀』の国譲り神話に登場する神で、武甕槌大神とともに葦原中国の平定に関わったと伝えられています。この神話に由来して、古くから武神として崇敬され、武道の上達、勝運、災難除けなどを願う信仰が受け継がれてきました。

香取神宮の創建については、神武天皇18年、紀元前643年に創建されたという社伝があります。ただし、この年代は神話的な紀年法に基づく伝承であり、歴史的に創建年が確定しているわけではありません。

古代の香取神宮は、鹿島神宮とともに東国における重要な神社でした。

平安時代の『延喜式神名帳』では、伊勢の大神宮、鹿島神宮、香取神宮が「神宮」の名称で記されており、その古い格式を考えるうえで重要な資料となっています。

また、香取神宮の周辺には、かつて「香取の海」と呼ばれる広大な内海が広がっていました。

この地域は古代から中世にかけて水上交通の要衝であり、香取神宮は東国の政治や交通、地域の信仰とも深い関係を持っていたと考えられています。

中世以降は武士からの崇敬も厚く、戦国時代を経て江戸時代には徳川将軍家の庇護を受けました。

現在の本殿と楼門は、元禄13年(1700年)に江戸幕府の直轄事業として造営されたものです。第五代将軍・徳川綱吉の時代に整備され、現在も国の重要文化財として大切に保存されています。

本殿は黒漆塗りを基調とし、檜皮葺の屋根と極彩色の彫刻装飾を特徴とする建築物です。正面三間の流造に後庇を加えた両流造の形式を持ち、江戸時代初期から続く神社建築の高度な技術を伝えています。

一方、朱色の楼門には随身像が安置され、上部には東郷平八郎の筆による額が掲げられています。

香取神宮を代表する宝物が、国宝「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」です。

海獣葡萄鏡は中国の唐時代に制作されたと考えられる大型の白銅鏡で、直径約29.7センチメートル。鏡の背面には葡萄唐草文様のなかに獅子や鳥、鹿などの動物が精巧に表現されています。

この鏡は1953年に国宝に指定され、正倉院や大山祇神社に伝わる海獣葡萄鏡とともに、日本を代表する古代の鏡として知られています。

香取神宮には、このほかにも重要文化財の古瀬戸黄釉狛犬や双竜鏡など、多くの貴重な文化財が伝わっています。

広大な境内には、本殿や楼門だけでなく、奥宮、要石、神徳館、宝物館、桜馬場など、さまざまな見どころがあります。

奥宮には経津主大神の荒御魂が祀られ、静かな森のなかで古くからの信仰が受け継がれています。

また、要石には、地震を起こすと信じられていた大鯰を地中で押さえているという伝承が残されています。鹿島神宮にも要石があり、両神宮の信仰が深く結びついていることを伝えています。こうした物語は自然災害に対する人々の畏敬や祈りを示す伝承であり、地震を実際に防ぐ科学的な効果を示すものではありません。

今回のオリジナル歴史イラストでは、香取神宮の黒漆塗りの社殿を象徴する建築物を中央に配置し、右側には朱色の楼門を描きました。

左側には国宝・海獣葡萄鏡を象徴した古鏡を大きく描き、唐時代の工芸文化と古代から続く香取神宮の信仰を一枚に表現しています。

朱色・常磐緑・淡い金茶色を基調に、日本画・透明水彩画・水墨画を融合した和紙風の表現によって、東国を代表する神宮の歴史と神聖な雰囲気を描きました。

当サイト独自のオリジナル歴史イラストです。

※本作品は香取神宮の歴史、文化財、建築様式を参考に制作したイメージ画です。実際の本殿、楼門、海獣葡萄鏡の文様や寸法、境内の配置を精密に再現したものではありません。また、創建年代や神話に関する記述は歴史的に確認された事実と区別して紹介しています。